腐敗しきった米国政治の現状!※伊藤貫先生に学ぶ※

腐敗しきった米国政治の現状

アメリカの国内政治で、バイデン大統領のゴシップですね。

どういうふうに思われているのかと。

バイデン政権の事ですけれども、バイデンは凄く評判が悪くて。

最近の世論調査によると、良い世論調査で、支持率が42%で、不支持率が50%と。

彼にとって都合の悪い世論調査によると、支持率が37、8%で、不支持率が51、2%と。

要するに、アメリカで大統領の支持率が40%程度になると、殆どもう、指導力を失ってしまうんですね。

要するにアメリカの政治家は、野党だけではなくて、与党も支持率が30数%代に落ちてしまった大統領っていうのは、相手にしなくなるわけです。

バイデンさんは、遂に自分の身内の民主党からも、殆ど相手にされないような事態になって来ているわけです。

で、私自身の個人的な好き嫌いを言うと、僕は、バイデンというのはそんなに嫌いではなくて。

あの人はもちろん、二流人物なんですね。

二流人物で、しかも相当ボケていて。

お年寄りですから。

彼は、1日ぼーっとしていて、意識がはっきりしている時間が、よい時で6時間くらいと。

悪い日には、なんか、3時間とか4時間くらいしか、意識がはっきりしていなくて。

あとは、ぼーっとしていて、お昼寝ばっかりしていると。

そのせいで、バイデンが、例えば外部からの誰かに会ったって言っても、せいぜい数10分でね。

国内の政治家とも、殆ど会っていないんですよ。

で、ホワイトハウスは不思議な事に、バイデン大統領の毎日のスケジュールっていうのを、殆ど公開しないんですね。

一体、何時間、自分の執務室で仕事をしているのかも、はっきりしないんですね。

ぼんやりしていて、自分の寝室にいる時間の方が、多いんじゃないかと。

例えば、喋る時も、必ずテレプロンプターっていう、それがはっきり前に置いてあって、それを読むだけで。

ジャーナリストの、新聞記者だったり、人の質疑応答というのは、殆ど避けているんですね。

だから、かなり耄碌しているというふうに、自分の民主党の政治家からも、そういうふうに思われていて。

たぶん、そうなんでしょうけれども、またこれは個人的な言い方なんですけれども、僕は、クリントン政権とオバマ政権が嫌いだったわけですね。

特に、非常に嫌いだったのが、ヒラリー・クリントンと、バラク・オバマと。

なんでヒラリーとオバマが嫌いかというと、要するに、頭はいいんですけれども、凄く、ズルいんですよ。

もの凄くズルくて。

しかも、シニカルで、アメリカ国民を非常にバカにしていて。

英語で言うと、manipulated。

つまり、狡猾に操作するという意味なんですけれども。

オバマとヒラリーっていうのは、すごく打算的で、冷たくて、狡猾で、ずる賢くて。

で、国民を非常にバカにして、操っていると。

そういう人物なんです、彼らは。

で、2人共、金持ちの味方だし、それこそ、共和党の政治家以上に、彼らは、金持ちに媚びへつらって、金持ちに都合のいい政策ばっかりやって来たわけです。

その証拠に、過去30年間で、アメリカの貧富の差が拡大して来たグラフを見ると、クリントン政権と、オバマ政権時代の貧富の差の拡大のスピードの方が、ブッシュ政権、それから、トランプ政権時代の貧富の格差の広がり方に比べて、そのスピードが、よっぽど速いんですね。

これは、偶然ではないわけで。

なぜかっていうと、例えば、去年の大統領選挙で、全米で、1兆5000億円もの政治資金が使われたんですけれども、その内の2/3は、民主党側に流れ込んでいるんですね。

だから、共和党が取ったのは、1/3だけと。

しかも、ウォールストリートの金融業者の、政治資金の流れで見ると、これはもう、10対1以上の比率で、民主党に流れ込んでいるわけです。

だから、ウォールストリートの影響力というのは、日本のそんな金融業者の影響力なんかとは、もう、全く話にならないほど影響力が強くて。

しかも、ウォールストリートの金融業者の政治献金が、共和党と比べて、民主党は10倍以上貰っていると。

これを見るだけで、一体、民主党の本当の姿はどういうものかと。

だから、それを要するに、オバマにしても、ヒラリーにしても、凄く自分の事を理想主義的で、進歩的で、リベラルで、というようなポーズを取るんですけども、実際には、徹底的に金持ちの味方をすると。

それから、イスラエルロビーの味方をすると。

これが、彼らのやり方なんですね。

それに比べて、バイデンは、二流人物である事は確かだし、それから、バイデンも、腐敗しているんですよ。

腐敗しているんだけれども。

例えば、ヒラリー・クリントンは、クリントンファウンデーションというのを作って、全部で、3000数100億円、お金を集めて。

彼女が国務長官時代に、外国政府と、外国の大企業、外国の金融業者から、千数百億円、受け取っているんですね。

で、彼女が、自分の家にコンピューターのサーバーを置いて、その自宅のコンピューターのサーバーを通じてのみ、電子メールのやり取りとか、文書のやり取りをして。

国務長官をやりながら、国務省のコンピューターシステムは、ただの一回も使わなかったと。

これも、要するに、なぜかというと、国務長官時代に、他の外国政府と、外国の大企業と、外国の資本家から、はっきり言って、お金を、どんどん、どんどん貰っているわけですよ。

毎年、数百億円。

で、そのやり取りを、全部、国務省のコンピューターシステムを使わないで、全部、やり取りをしていたんですね。

これはもちろん、法律違反なんですけれども。

彼女がそこまで法律違反をやって、自分の、国務長官としての行動を、一切残さなかった理由は、自分が要するに、アメリカの国務長官という事をやりながら、その一方では、アメリカの金持ちとか、王様とか、独裁政府に、クリントンファウンデーションに、お金をどんどん払い込ませていたと。

1000億円以上のお金を払い込ませていたと。

そういう事をやって、だから、証拠を残さない為に。

しかも、彼女は、国務長官を辞めた途端に、自分のコンピューターサーバーにあった六万数千通のEメールのうちの、三万数千通を、全部、消してしまったわけです。

だから、ヒラリーが、国務長官をやっていた時の使ったEメール、連絡事項、公的なやり取りの半分以上が、消えてしまったわけですね。

これはもちろん、国家の公文書の破壊になるわけですけれども。

彼女は、そういう事までやって、自分の資金集めをカバーアップしたと。

それに比べて、バイデンと、バイデンの息子っていうのは、確かに外国から賄賂を取っているんですけど、彼らが取った、特に中国とウクライナ、モスクワからも数億円取ったんじゃないかという話なんですけど。

ウクライナからは、たぶん、三億円か五億円レベルで。

中国からは、たぶん二十億か、三十億か、もっと取っているかもしれないんですけども。

だから、バイデンも、クリーンじゃないんですよ。

だけど、バイデン程度の腐敗っていうのは、アメリカの大統領では、こういう言い方をするとあれなんですけど、よくある、常識的な腐敗なんですね。

例えば、ブッシュのお父さんは、1989年から92年まで、大統領をやっていたわけですけど、その時に、彼の兄弟が、やっぱり、中国政府のコンサルタントだとか、中国に対する投資家だとか言って、数億円か、数十億円か、儲けているわけですね。

ブッシュの息子のほうも、大統領をやっている間に、彼の弟2人と、おじさんが、やっぱり、中国政府からコンサルタントとか、アドバイザーとか、それから、中国が、必ず儲かる投資物件というのを持ってくるわけですね。

ここに、ちょっとお金を入れてくれれば、数年後に、数倍か、数十倍にして返しますと。

そういう話にのって。

で、息子のほうも、中国を相手に、数10億円儲けていたんですけれども。

でも、この数10億円レベルを、大統領の家族が、他の国の政府なり、大企業なりを相手に、賄賂を取るというのは、それは、いいって言っているわけではなくて、僕は、それは、普通だと言っているだけでね。

そういう事で、バイデン自身も、それからバイデンの息子も、中国、ウクライナ、それからモスクワからも数億円貰っているらしいんですけれども。

数億円出したっていうのは、モスクワ市長の奥さんかな。

とにかく、そのレベルの腐敗はあるんですけれども。

僕は、アメリカの大統領としては、ごく普通のレベルの腐敗であると思っていて。

クリントン夫妻のように、凄い腐敗ではないと。

数千億円レベルの腐敗ではないと。

それからやっぱり、人間的に、バイデンというのは、よくも悪くも、二流人物で、あんまり頭もよくないんですけれども。

正直は、正直なんですね。

もちろん彼は政治家ですから、嘘をつくんですけれども、あまり、陰険な嘘の付き方ではなくて、変な言い方だけど、すぐバレるような嘘をつきますね、彼は。

だから、僕は、バイデンが1980年代に上院の外交委員会の委員長をやっていた時から、観察をしているんですけれども。

悪人でも、要するに、時々ずるい事をやって、ちまちました賄賂を受け取って、ちまちました嘘をつくような悪人と、非常に鋭い敵意を持って。

要するに、悪人にも、大したことがない悪人と、凄く悪いヤツという違いがあるわけでしょ。

で、僕は、バイデンというのは、やっている事が、要するに、コズルくて、小汚いんですけれども、対して悪いわけでもないと。

で、ちょっと変な言い方ですけれども、自民党の政治家も、腐敗しているわけでしょ。

だけど、自民党の政治家の腐敗なんていうのは、世界的なレベルで見ると、大したことは無いわけです。

要するに、自民党の政治家の皆さんの殆どは、あんまり頭がいい人ではなくて。

まぁ、嘘つきなんだけれども、大した嘘を言わなくて、なんとなく小汚いなと。

で、なんか、つまんない連中だなと。

だけど、あんまり、決定的に嫌悪感を感じるほど、酷い人ではないと。

単に、腐敗しているだけだと。

そういう感じで、バイデンも、僕は、単に腐敗しているだけで。

しかも、彼は、アラブ諸国とか、アフガニスタンから、なるべく撤退したいと。

で、口ではなんと言っても、ロシアと、それほど敵対したいわけでもないと。

要するに、外国政府に対して、それほど、敵意があるようなふうには見えないわけです。

しかも、最近、三十数年間の彼の行動を見てみると、アメリカ政府が、外国と戦争をする時に、一応は賛成するんですけれども、旗振りをやって、真っ先に出て行って、「戦争しろ、戦争しろ」というタイプではないんですね。

しかも、オバマ政権の中での、彼の行動を観察すると、殆どの場合は、外国との戦争に、反対する立場を取っていて。

オバマ政権で、一番、外国と戦争をやりたがったのは、ヒラリーなんですよ。

ヒラリーが、一番好戦的で。

オバマは、そういう好戦的な民主党員に、引きずられる形で、リビアを攻撃したり、それから、アフガニスタンに増兵をしたり。

それから、シリアに内戦を起こさせる為に、シリアの内部のアルカイダと、それからISISですか。

イスラム国。

要するに、アメリカというのは、変な国で。

ISIS、イスラム国と、アルカイダを、テロリスト集団であると言いながら、シリアに関しては、現在のシーア派の現政権に対抗しているスンニ派のISISとアルカイダに、オバマは、武器援助していたと。

それによって、シリアを内戦状態にして、それで、シリアで70万人くらいが死んでいるわけですね。

で、オバマとヒラリーが、リビアを爆撃して、カダフィーを殺害して、その結果として、リビアを内戦状態にして、リビアで80万人が死んでいるわけです。

オバマとヒラリーというのは、そういう事をやる人間なんだけれども、バイデンは、そういう事が嫌いなんですよ。

見ていると、この人は、人殺しが嫌いなんじゃないかと。

少なくとも、僕の見るところ、オバマにしても、ヒラリーにしても、それからクリントン政権のオルブライト国務長官にしても、それから、ブッシュ政権のラムズフェルドとか、チェイニーとか、それから、コンドリーザ・ライス国務長官と。

今、名前を挙げた人たちは、シリア、イラク、レバノン、パレスチナ、それから、イエメン、リビア、ソマリアなんかで、イスラム教徒、アラブ系の人たちが、200万人、300万人死んでも、ケロッとしているんですよ。

その点で、バイデンは、どうも見ていると、アメリカが軍事行動を取って、他の国を内戦状態にして、そのせいで、他の国の7カ国、8カ国の国民が、すでに300万人以上死んでいるわけですけれども、バイデンは、そういうのを嫌がっているんですね、本音では。

僕は、アメリカに長く住んでいるから、アメリカの政治家と、それから、国務省の官僚、それからペンタゴン、CIAの官僚が、他の国の国民を、何百万人も死亡させるような、内政干渉と軍事介入をして、そして、何百万人死亡しても、ケロッとしていると。

そういうのを、ずっと見て来たもんですから。

バイデンが嫌がっているというのを見て、この人は、確かに親子で、ウクライナから賄賂を取ったり、中国かわ賄賂を取ったりする腐敗した人物だけれども、少なくとも、人殺しは嫌がっていると。

他の国への、アメリカが軍事介入、内政介入して、他の国の一般市民が何百万人も死ぬような事は、彼は嫌がっているというふうに、殆ど、確信しています。

だから、要するに、人殺しを嫌がるというだけで、僕は結構好きなんですね。

もう一つ、バイデンを結構支持しているのは、ちょっと細かい話になるんですけれども。

民主党と共和党は、1兆ドルか、もしくは1.2兆ドルの公共事業の法案を通そうとしているんです。

これは、1.2兆ドルの公共事業の法案は、全部通るわけです。

問題は、僕の好きな、アメリカ上院の予算委員会の委員長をやっているバーニー・サンダースというのがいて。

彼は、民主党員じゃなくて、社会党員なんですけれども。

社会主義者のバーニー・サンダースが、アメリカ上院で予算委員長をやっていて。

彼は、民主党を一緒に、やっているわけですけれども。

彼が、老人医療制度とか、貧しい人も行く、公共の大学が、コミュニティ・カレッジですけれども。

コミュニティ・カレッジに対して、貧しい家庭から出て来た学生たちに、授業料を免除したりとか。

そういう、老人医療なり、それから、貧困層に対する教育予算を増やすとかね。

そういう事を、全部で、この10年くらいで、3兆円くらいかかる法案を、通そうとしているんですね。

で、民主党のヒラリー・クリントン派は、それに、猛反対なわけです。

なんでかっていうと、その法案を通すと、金持ち、特に、年収1億円以上の金持ちに、増税をせざるを得ないんです。

先ほど言いましたように、クリントン派、それからオバマ派というのは、大金持ちから、大量の政治資金を受け取っていますから、年収1億円以上の人に、増税をするっていうのは、耐えられないんですね。

で、驚くべき事に、バイデン大統領は、社会主義者のバーニー・サンダースの味方をする事が多いんです。

この予算論争では。

それまでは、バイデンというのは、典型的な腐敗した民主党の政治屋さんだろうというふうに思っていて。

彼が大統領に当選した時も、殆ど支持していなかったんですけれども。

大統領になったら、少なくとも、外国でアメリカが戦争をするのを嫌がっていると。

それから、アメリカの貧富の差って酷いでしょ。

もう、先進諸国で、最悪なんですよ。

本当に酷い。

例えば、トップ2人のお金持ちが、ボトム40%の、要するに1億5000万人くらいの国民よりも、多くの経済資産を持っていると。

それから、トップ400人の金持ちは、ボトム60数パーセントの国民よりも、カネを持っていると。

それから、アメリカのトップ1%の金持ちは、アメリカのボトム93%か94%の国民よりも、もっとお金を持っていると。

だからもう、アメリカのトップ0.1%とか、トップ1%が持っているお金っていうのは、ボトム9割の人に比べて、とてつもないお金を持っているんですね。

で、少なくとも、バーニー・サンダースは、その貧富の差の不均衡を、少しずつ是正する方向に持って行こうとしているわけです。

だから、老人医療に対する予算を増やすとか、それから、コミュニティ・カレッジ、一番貧しい人しか行けない公共の大学に対する授業料を免除するとか。

で、驚くべき事に、バイデンは、その社会主義者のバーニー・サンダースに賛成する方向に進んでいると。

それを見て、僕は、このおじいちゃんは、相当耄碌していて、ボケていて、たぶん、1日、3時間か4時間くらいしか、仕事をしていないんだろうけども、少なくとも、アメリカが、外国に対する不必要な軍事介入をするのを、止めさせようとしているし。

それから、アメリカの貧富の差が、酷くなり過ぎたという事を、きちんと理解して。

で、その為に、少しは努力しようとしていると。

もう一度いいますけど、民主党の、クリントン派とオバマ派というのは、全然、努力しないんですよ。

彼らは、自分たちが政権をやっていた、担当をしていた16年間に、アメリカの貧富の差が、もの凄くグロテスクに格差が拡大したという事を、全然、反省していないですから。

だから、バーニー・サンダースが、それを是正するために、法案を出してきても、彼らは、反対しているんですね。

僕は、バイデンもそっちの方向に行くかと思ったら、そうじゃなくて、逆に、オバマ派と、それからクリントン派に、敵対するような事を始めたというんで。

僕の本音は、このおじいちゃん、もうだいぶボケているはずなのに、少なくとも、その程度は、いい事をやり始めたなというふうに思っているわけです。

ちなみに、僕自身は、非常に保守主義的な人間なんですけれども。

でも、保守主義っていうのは、社会のバランスを維持すると。

それからもう一つは、国際政治の、バランスオブパワーを、維持すると。

だから、国内政治でも、国際政治でも、バランスオブパワー、もしくは、階層システムで、ある特定の階層が、もの凄くお金儲けをして、逆に、ボトム5割か6割か7割の国民が、どんどん貧しくなるというのは、均衡を崩すわけでしょ。

バランスを崩すわけでしょ。

保守主義者っていうのは、国際政治でも、国内政治でも、バランスを壊すような政治をやるのを、嫌がるんですよ。

徐々に改良をしていくのはいいけれども、とにかく、一部の人が、もの凄い、お金儲けをして、ボトムの7割のアメリカ国民が、実質、生活水準が過去40年間、どんどん、どんどん下がってきていますから。

こういうのは、本当の保守主義者としては、認めがたいわけですね。

同様に、アメリカの国際政治政策において、アメリカだけが、一極覇権にして、アメリカだけが覇権を行使するというのは、これは、バランスオブパワーの外交政策を支持する保守主義者としては、絶対、賛成できない政策なんですね。

だから、僕がバーニー・サンダースの事を褒めると、一体いつから社会主義者になったんだと。

保守主義者だったんじゃないのかと。

なんで、バーニー・サンダースの味方をするんだという風に思われるかもしれませんけれども、アメリカが、過去30年間、他の国に過剰な武力行使をしてきたと。

過剰な武力行使をして、その結果、国際紛争を悪化させただけで。

しかも、世界諸国で、クーデターをやったり、武力介入をしたりして、三百数十万人の民間人を、不必要に死亡させてきたわけでしょ。

これはね、保守主義の考え方としては、こういうのには、賛成出来ないわけです。

それから、元々アメリカというのは、レーガン時代に、既に貧富の差が酷い国だったのに、最近30年間、それをますます酷くしようとしているわけでしょ。

これも、保守主義の考え方としては、容認出来ないと。

だから、その場合は、僕は、保守な人間だけれども、社会主義者のバーニー・サンダースを支持するわけですね。

で、アメリカの自称保守派は、バイデン大統領の事を、弱虫であるとかね。

それから、民主党の左翼の味方をしているとか、そういうふうに批判をするんですけれども。

なにかっていうとね、外交政策で、あいつは弱虫だとか、左翼の味方をするつもりかだとか。

そういう批判というのは、あまりにも、単純すぎるわけですね。

やっぱり、国際政治であっても、国内政治であっても、バランスを崩してはいけないわけで。

だから、本当の保守主義者っていうのは、もし、社会主義者が、均衡を、もう一度回復しようという方向に向かって仕事をしているんだったら、その社会主義者を応援すべきであって。

なんでもいいから、俺は保守だからという理由で、金持ちはやりたい放題と。

それから、戦争が強い国は、他の国に、いくら軍事介入をしても構わないとか。

そういう保守主義っていうのは、あまりにも知恵が無いっていうか、もっとはっきり言うと、不道徳ですね。

要するに、格差がどんどん酷くなるのを、放置しておくとか。

それから、軍事力が強い国が、他の国にどんどん軍事介入して、その結果、他の国、7つか8つの国が、内戦状態になろうとも、知らん顔をしていると。

最近30年間のアメリカというのは、そうですから。

こういうのは、僕は、本当の保守主義ではないと思います。

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