菅首相が三下り半を下された経緯
米中関係というものがあって、中国は、二階という者を作って、実力者にさせて入り込ませたと思っているのですが。
それで、その二階という者が権力を振るってきていたと。
で、中国は、ディープステートにとっても非常に都合がいい共産主義国家であると。
で、二階氏の、色々な面で、賞味期限が切れたというか。
じゃあ、賞味期限が切れ始めているのは、中国にとってスガさんも、なんでもいう事を聞くし、何もやらない。
丁度いいやつだったと。
いわゆる、アメリカ系のディープステートの人達が望むことは、中国も同じように思っているという事。
だから、中国とアメリカは、利益が一致しているわけですよ。
つまり、日本は、両方からの草刈り場、その管理人だから。
賞味期限が切れ始めているのは、二階氏。
つまり、今まで、国際貿易促進協会の会長だった河野洋平に代わって、中国のエージェントになったのが、二階氏だからですね。
それが、全部、利権や資金や情報を提供して、自民党の中の幹事長にまで育て上げた。
そして、影響力を行使した。
スガ氏は、二階氏の後を継ぐ、というような事になっていて。
その中で、二階さんは、歳で、もうじき代えたければならないと。
そうすると、ディープステートは、一番都合がいい、誰が総裁になればいいのか、総理になればいいのかと。
中国にとって、総理にするのが都合がいいやつ。
スガさんは、それはもう、ダメになったわけです。
そうすると、石破もどうも実力がない。
という事になると、河野氏しかいないですよね。
中国にとっても、アメリカのディープステートにとっても、そうなんだけれども。
つまり、そういう意味での、河野洋平さんの息子だし。
それともう一つは、アメリカに留学したというね。
スガさんに、似ているじゃないですか。
官房長官の時に、アメリカに呼ばれてね。
で、竹中平蔵氏。
9月の経済新聞で、スガ内閣の1年について、評価をしているんですよ。
これは、言い得て妙で、語るに落ちているんですね。
ちょっと読んでみますと、
「スガ内閣が、この1年で成し遂げた実績は多い。」
「2050年のカーボンニュートラルの実現を宣言し、」
その立場ですよね。
「デジタル庁を設置した」と。
「携帯電話料金を引き下げ、新型コロナウイルスのワクチン接種を一気に広げた」と。
よくやったと。
「こうした成果が、十分に評価されず、首相は自民党総裁選への不出馬を表明するに至った」
「単なる説明不足を超えて、」
2つの理由があると。
「1つは新型コロナでの医療体制がひっ迫した」と。
「日本版CDCの設置が必要だ」と。
これをやっていなかったと。
次の後継者はやれと。
これ、竹中氏の立場ですよね。
ちょっと遠いかもしれないけれども、ファウチさんと同じ立場なのかもしれませんね。
「それから、第二は、」
これが、大事ね。
「第二は、ネット世論に、対応が出来なかった事」
だと言っているんですよ。
スガ氏は。
「新型コロナ行動制限による鬱憤が、政権批判に向き、ネットで拡散されて支持が下がるという現象が起きた」と。
「これは、次の総裁も悩まされれるだろう」と。
「国民に直接語り掛けて、協力を得る、カリスマ性が、今の民主主義の政治は求めている」
キレイな言葉を使っているけれども、一緒でしょ。
安倍さんには、カリスマ性があったという事ですよね。
で、ネット発で、この構造が暴露される危機に、直面していると言っているんですよ。
向こうの立場ですが。
正直に言っているんですね。
だから、語るに落ちたかな、という風に思いますね。
それでですね、総裁選そのものについて、お話をしたいと思うのですが。
総裁選の、グローバリズム勢力にとっての位置づけね。
一番目は、草刈り場、植民地化路線ですね。
これは、安倍、スガ、そして、中国共産党で二階がいたと。
この路線の継承ですよ。
派閥のリーダートップの対立も、ごちゃごちゃやっているけれども、構造を変えるものではなんですよ、基本的にね。
世界構造の中での、草刈り場の日本ですから。
この構造は変えられないと。
見方を変えれば、これは、分割統治のように見えるとも言えると。
それから、2番目。
ルールをお話した、構造問題から、国民の目を逸らすというのが、総裁選挙の目的だと。
この構造問題に言及している候補は、一人もいないし。
この構造問題に質問を発するメディは、記者は一人もいない。
言葉を変えて言うと、今回、スガ氏がダメだったのは、国がいざとなると国民を助けないと。
日本は無い。
その問題で、グローバリズムの本質というのが、見えちゃったと。
で、3番目は、嫌な言い方ですが、政治の求心力の低下が背景になっていますけれども、ガス抜きのイベントにしたいわけですよ。
これをもって、ガス抜き。
嫌な言い方ですけど、彼らはそれを狙っている。
大統領選挙なんかも、そうですからね。
具体的には、深刻な話ですけれども、力学はどういう力学か。
グローバリズム勢力は、草刈り場、植民地化の管理人の看板の掛け直しで。
ここからが大事なのですが、3人、誰がなっても、オッケーだと思うんです、基本的に。
で、岸田氏が一番無難だと。
その次が、高市氏、河野氏、そこは分からないんだけれども、河野氏が来たってオッケーですよ。
という、盤石な構造になっているはずですね。
既に、色々と、条件を投げつけていますからね。
おそらく、高市氏にもそうだし。
河野氏には、投げつけているのは、ミエミエですもんね。
だから、今までに、言ったことを変えている、修正している。
もう一つ言うとね、野党の方にも、小沢一郎という形で、きちっと手配しているんですよ。
これは、中国の方がやっている事ですけれども、野党連合ですよ。
与党は公明党と二階氏にやらせて。
こういった中で、草刈り場として、得になる事を、お互いに知らんふりをして、知っているんだろうけど、やらせていると。
だから、今回の場合、アメリカのディープステート勢力にとって、一番都合がいいのは、岸田氏ですよ。
やっぱり。
その次に、まぁ、高市氏。
その次に河野氏。
というのは、河野氏というのは、ちょっとやばい所がある。
とはいえ、使いこなす自信は、あると思うんですね。
グローバリズム勢力、このアメリカと中国の両草刈り場の構造は、変えられないんですよ。
それは、よっぽどの、中国共産党の代理人でも変えられない。
逆らったら、亡き者になっちゃいますからね。
で、中共は、ご存じのように、一層忠実な管理人を確保したいと。
これは、河野氏ですね。
世論と言っても、完全に、大手マスコミが誘導した世論ですからね。
河野氏がいい、という世論ですね。
これに、派閥の領袖と、派閥の若手等も、影響されるという事なんですが。
じゃあ、安倍さんとか、麻生さん、その他はどうかと。
ちょと、個別に見て行きたいのですが。
安倍氏はですね、グローバリズム勢力の意向に沿って、長期政権でしたと。
これは、もう、そうですね。
それに屈したというか、元々、そうだったかも分からないけれども、少なくとも、そういう風にやったんですね。
私は、第一次安倍政権について、第一次の時の安倍氏について、採点をするとすれば、100点に近いんですが。
第二次以降は、20点か30点くらいですね。
ちなみに、その時、他の派閥の領袖については、0点で。
野党のリーダーは、マイナスという、辛口なんですけれども。
それで、グローバリズム勢力は、安倍氏の再登板を、歓迎するっていう事なんですね。
で、その再登板への布石へもなっている、首相退陣を、安倍氏はグローバリズム寄りではなくて、真正保守というイメージの強調に、腐心していますよね。
それは、悪口でもなんでもなくて。
台湾のパイナップルとかね。
高市氏への支援は、それと全く矛盾しない。
その文脈上であるとかですね。
で、決選投票は、岸田氏への支援に行くと思いますが、河野氏との対立軸は、安倍氏としては、あくまで維持するという風に考えられますね。
河野太郎氏は、両方の草刈り場の管理人であって、かなり、グローバリズム勢力に、歩み寄っている可能性が高いわけですけれども。
それでも、安倍氏は、河野氏との対立軸を、そのままにすると思うんですね。
見ていて、安倍さんが個人的に気になったのは、石破さんだと思うんですね。
ずっと、石破封じをいかにやるかという事で。
今回の状況を見ると、石破封じは奏功したわけだけれども。
これは、皆さんご存じのように、石破氏が、河野氏を応援すると言った場合の、最初の党員数は、ちょっと脅威かもしれないと。