アルケゴス問題とは?わかりやすく解説!ビットコイン・リップル爆上げ!今はバブル?

今はバブルなのか?

今はバブルか?

多発する金融詐欺という事についてお話をさせて頂きたいと思います。

アルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡む日本の証券会社、野村證券に巨額の損失が出た事が分かっています。

また、それに絡みクレディスイスは株価が下落するだけではなく、一部で信用不安まで起きています。

今、世界で何が起きているのでしょうか。

新形コロナ問題を受けて、世界中の金融当局は、大規模な量的緩和を行いました。

その資金の多くは、株式市場など流動性の高い市場に大量に流れ込みました。

しかし、その一方で実体経済は決して甘いものではなく、実体経済が改善されない中で、株価だけが上がっているという状況にもあるわけです。

2つの詐欺的な経済事件

そして、今年3月に入って、2つ大きな詐欺的な経済事件が起きました。

一つは、グリーンシルキャピタルというファンドの問題。

ここが破綻した事で、大きな話題になったわけです。

このグリーンシルキャピタルという会社ですが、ソフトバンクのビジョンファンドの主な投資先の一つになっていました。

このグリーンシルキャピタルというのは、どういう事をする会社かと言えば、サプライチェーンファイナンスと言って、売掛金債権。

企業が何か物を売ったりする、この債券を担保に融資を行う、としている企業で、最先端のフィンテック、AIを使った融資をするというのが謳い文句でありました。

広告塔として、イギリスのキャメロン元首相が使われ、そして最先端の技術、そして最先端のAIというのが謳い文句でありましたが、実態は全く違いました。

グリーンシルキャピタルのオーナーであるサンジーブ・グプタ氏の関連会社に、殆ど融資が行っており、このグプタ氏への融資の多くが架空売り上げであった、とされているわけです。

このため、オーストラリアの子会社が保険を引き受けていた東京海上日動は、売掛金債権に関する保険が無効である。

また、更新を拒否するとし、それがきっかけとなり、資金調達が出来なくなって、破綻する事になりました。

そして、調査が進められる中で、ここにクレディスイスが深く関わっていた事も分かっています。

クレディスイスは、この売掛金債権を証券化して、世界中の年金などに売っていた、という構造なわけです。

当然、クレディスイスは証券化する際に、その債権に実態があるのか確認しなくてはいけません。

これが、全くなされていなかったと言えるでしょう。

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