日本の事なんてこれっぽっちも考えていない今の政治家
これはもう一つ、選挙に出る時に、小選挙区制でその地域で一人しか出れないと、地盤とか看板とか親とかですね、そういうのがもの凄く強力で。
それを打ち破る事は、新人では出来ないわけですね。
だから、せめて中選挙区制。
出来ればもう最近はですね、通信も非常に発達して、情報も発達しておりますから。
出来れば、中選挙区制と大選挙区制の間ぐらいですね。
全国一区というのはちょっとやり過ぎなんですが、せめて一県一区。
一県一区に近づくくらいの選挙区を作ると。
これは、現在の政治家では無理だと思います。
現在の政治家は、日本の事なんて考えていないですからね。
今の政治家は、小選挙区制で安泰している政治家ですから。
小選挙区制で、選出が安泰している政治家が、小選挙区制を改善しようと思うはずがないと。
だから、ここは非常に改革が難しいとは思いますが。
しかし、私たちは、なんといっても、憲法に基づいてやるわけですから。
まぁ、突破口としては、やっぱり裁判が。
何回も、何回も、裁判をやるんでしょうね。
それで、小選挙区制では選べないと。
人を選べないと。
という事をですね、ずっと言い続けるという事が、この改革の元になるのではないかと思います。
多くの人がですね、既に小選挙区制は非常に欠陥があると。
元々ですね、小選挙区制に移った時に、議論があんまり無いんですよ。
日本の問題はですね、常にあまり議論しないで、みんなで感覚的に「いいよ、いいよ」と言って。
で、後になって「なんか変だったね」となる事が多いんですよ。
これもその一つなんで。
改めるにはばかる事なかれ。
という事でですね、一つ小選挙区制を変える力が必要だと。
なんの期待も出来ない日本のマスコミ
これは、マスコミは絶対に期待出来ませんね。
もちろんNHKなんて、なんの期待も出来ないので。
NHKが『小選挙区制の問題点』なんていう大々的な番組を組むなんていう可能性はありません。
なぜ可能性がないかというと、NHKは国民から受信料を貰っているのですが、予算を承認するのは議員ですからね。
ですから、結局、政治家の方を見てしまっていて。
国民皆さんのNHK、っていうけど実は違って。
政府のNHKになっちゃうわけですね。
これは、NHKを作った人が、非常にうまい方法で作った、という事になりますね。
宣伝会社と芸能事務所に支配された民間放送
じゃあ民放はどうかというと、民放はゴールデンタイムは殆ど大きな宣伝会社、広告会社と、それから芸能事務所が支配しておりますから、そこから脱せられないという事で。
現在の日本はですね、相当な、何重苦にも取り囲まれている。
これを覆す手段としては、こういう時は、やっぱり暴動なんですけどね。
香港の暴動みたいな。
ああいうものがですね。
政治家も言う事を聞いてくれない。
マスコミも駄目だと。
じゃあ、俺たちが出て行ってやろうじゃないかと。
という事が、社会のもう一つの手なんですね。
本当はですね、私みたいな文筆家から言えばですね、「ペンは剣よりも強し」というという事で、ネットを使って大いに小選挙区制の問題点を全員が言ってですね。
そして、政府に変更を迫ると。
こういうのがですね、たぶん動以外の方法としては、存在するんじゃないかという風に思います。
いずれにしても、この政治の閉塞状態のほぼ主たる原因が、小選挙区制にあるという事は間違いがないので。
まずは、小選挙区制から、政治改革をして行かなければならない。
だいぶ遠い道筋ですけれども、そうしないと我々日本人は、日本がどんどんどんどん駄目になって行くばかり、だという事だと思います。