効果的な請願・陳情の方法
ただし、ここで気を付けて頂きたいのが大量に同じ文章を送りつけたり、繰り返し送りつけたり、恫喝や脅迫的な文章は絶対にやってはいけません。
場合によっては、脅迫や威力業務妨害などに該当する可能性もあり、それは逮捕される事もあり得るからです。
まずは、効果的なのは自分の選挙区の地元議員。
国会議員、市会議員、県会議員など、自分の選挙区の議員に意思を伝える事が重要です。
それは与野党問いません。
また、その際には支持者である事を明記し、
「助けてください」
的な文章が、最も効果的な文章であると言えるでしょう。
どんな議員も、やはり志を持って議員になっており、救済、人々を助ける、という事が議員の役割でもあるからです。
ですから、恫喝的な文章ではなく、また脅すような、また相手を傷つけるような文章ではなく、自分がこのように困窮している。
だから、助けてください、という文章を送るのが一番効果的であると言えるわけです。
また、国会などに関しては、それぞれの専門分野の議員。
例えば外国防衛であれば、外交防衛委員会の議員。
財務関連であれば、財務委員会の議員など、その専門分野にあわせた議員にメンションを付けて、ツイッターなどでお願いをしたり、
また、ホームページで調べてFAXなどを送るのも効果的であると言えます。
ただし、この際も複数、大量に送るなど、議員の迷惑になる行為は、絶対に避けてください。
これが、国民の政治参加のあり方であり、選挙だけが国民の政治参加ではありません。
最も効果的な請願・陳情の方法
更に言えるのが、この陳情や請願において、最も効果的なのは実力派議員に直接陳情や請願を行う、という事になります。
党内で力がある。
また、その分野で力がある議員が動けば、世論形成がしやすく、また、法律を作りやすいわけです。
往々にしてこのような議員は、高齢の議員が多く、そしてインターネットと近しい関係に無い方も多いわけです。
ですから、そのような議員に対しては、FAXを送るのが効果的であると言えるでしょう。
また、重鎮になればなるほど、そのような議員を避け、陳情や請願がやりづらい。
陳情や請願件数が少ない、というのも実態です。
若い議員に対しては、誰もが声をかけやすい。
重鎮になると声をかけにくい。
だから、自ずから請願、陳情件数が減って行く、という事になります。
そんな議員に、大量の請願が来た場合、議員としてはそれを動かさざるを得なくなるわけです。
ですから、若手だけではなく、重鎮議員に請願や陳情。
特に陳情を行う事はとても有効であると言えます。