世界で問われるグローバリズム
今、典型的に国境をみんな、
国境なきEUがですね、いつの間にか全部、国境を封鎖して。
それぞれの国の下に、こう始めちゃってる。
難民の問題も、これによって今、トルコから、トルコが脅かしてもう一度送り込むと言ったシリア難民もストップ状態になっている。
そうですね。
これ、結果としてはそういう意味でのEUのあり方。
一種のヨーロッパグローバリズムというか、
こういうものも問われているように、なっていますよね。
おっしゃる通りですよね。
だから、今までは、あれは2015年だったと思いますけど、メルケルさんがね、大見得を張って100万人を受け入れるとかなんとか言ったんだけれども、
恐らく、今そのツケが来ていると。
引用:ニューズウィーク
そうですよね。
今回だけはね、それは別に必ずしも中東難民を対象にしたものでは無いけれども、とにかく、人が自由が入ってくるのは、これは問題だという事で。
国境管理をEU全ての国がやりだしたわけですね。
という事は、もうあのシェンゲン条約というのは有名無実化して。
※シェンゲン協定
シェンゲン協定とは、加盟しているヨーロッパの国家間において、出入国検査(国境検査)なしで国境を越えることを許可する協定のことです。ヨーロッパ内の人やモノの移動を自由にするため、1985年6月に調印され、2019年4月現在、26ヶ国が加盟しています。シェンゲン協定にはドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパの主要国が加盟していますが、例外はイギリス。イギリスはEU(違いについては後述)には加盟していますが、シェンゲン協定には加盟していません。
引用:LINEトラベル
そういう事は、一旦こういう状況になれば、国境管理をせざるを得ないというのは、常識的には分かっている話なんですよね。
そうですよね。
だから、それを戻すんだったら、何のために今まで国境のね、往来を自由にしてきたのかという事を、その政策すら、今問われる事になるわけですね。
そうですね。
イタリアに中国ウイルスが急拡大した原因
だから、EUの一つの欺瞞というか、その一つが綻んだと。
つまり、理想的にはEUの中は、みんな外の、いわば国みたいな状況で、自由に行き来が出来るんだと。
素晴らしい事だと言っていたのが、こうなると、そんな事は言っておられない、という事ですね。
だから、そんな事が言っておられないという事は、やっぱりそのグローバリズムのね、一番の問題点が今回の中国ウイルス問題を契機として表れて来たと。
そうですね。
その一つの典型的な例がイタリアなんですね。
これはもう釈迦に説法といいますか、言うまでもない事ですけれども、イタリアはヨーロッパで最初に一対一路に与したというかね。
そうでしたね。
一番最初にやって、結局、中国人、観光客だけじゃなくて、移民労働者がどっさり入って来たんですね。
それで、イタリアのバッグなんかを作り出してね。
で、そういう人たちが春節に帰って、それで戻って来て、感染させたんですよね。
ところが、その事は世界のメディアも、政治家も一切触れないんですよ。
で、今ヨーロッパでなぜ拡大したかというと、ヨーロッパの生活習慣が問題だと。
そこに焦点を当てているんですね。
これは間違いではないんですけど、その元は中国人がどんどん、保菌者がどんどん入って来たからだ、という事を言わないからね。
すぐに、そういう報道というのは、報道というか、政治家の対応も含めてね、結局不十分なままに終わっているわけですね。
でも、知っている人は知っているわけですよ。
そうですよね。
あの、この間ね、イタリアに住んでいる方が、うちで今、ワールドネットワークという枠で言っていましたけど、やっぱりそれは、今まさに大使がおっしゃるようにね。
実は、北イタリアは豊かな方なんですけど、北イタリアの所に、そのかばん職人とかなんかで、もの凄い数の中国人が、観光客だけじゃないんだと。
住みついちゃっているんだと。
そうなんですよね。
そこなんですよね。
そこはね、やっぱり、落ち着いた、実はいつもは冷静にイタリアの事を報告してくれる方なんだけど。
イタリア人ですけど。
やっぱりそれは、相当舞い上がっている感じでね。
こういう形で出たか、という感じでね、言っていましたね。
それはね、例えば日本の場合でも北海道なんかは気を付けた方がいいんでね。
将来、北海道に中国人が働く工場なんかが出来る可能性があるわけですよね。
だから、今回のイタリアの例が、それがいかに危険な事かという事をね、知らしてくれたんでね。
これは、日本にとってもね、今までのような国を、なんと言いますかね、無防備に開いて行く。
そういう政策を、これは本当に見直さなければならない。
そうですね。
そういう時期だと思うんですよね。