武漢肺炎で激変する世界経済
激変する世界経済、経世済民、政治と金の流れは同じ、というお話をさせて頂きたいと思います。
今回の新型肺炎問題によって、世界中の経済環境は、大きく変化しようとしています。
また、日本の政財界においても、様々な形で、中国と関りが深かった、人・物・企業のダメージが本格化しており、それが大きな社会環境の変化をもたらそうとしています。
昨年から大きな問題になっていたIR(統合型リゾート)問題も、今回の変動によって、逆風にさらされる事が、ほぼ確定致しました。
IR 不正疑惑問題
IR問題、秋元司議員の500ドットコムという中国企業からの不法な献金を巡り、様々な問題が表出しました。
そして、その500ドットコムのIR問題をきっかけに、カジノと関りの深い議員の不正や疑惑といったものが、多数出てきたのも実態です。
これによって、IR問題に関しては、前に進まない。
国会で議論できない状況になっています。
そこにきて、今回大きな変動が起きました。
マカオカジノの封鎖
それは、マカオのカジノの2週間の封鎖と、顧客の急減です。
世界的なカジノ、その本場というのは、香港資本が牛耳るマカオ。
そして、ラスベガス。
これが、2大拠点となっています。
そのうち、マカオのカジノに関しては、2008年のリーマンショックの時、破綻危機に陥った事があります。
しかし、これを乗り切り、中国のバブルと共に、一気に拡大して来た、力を付けて来たというのが、マカオのカジノのだったわけです。
しかし、ここに来て、2月のマカオのカジノの収入は、90%以上減少という状況になっており、中国観光客の減少により、中長期的な減少により、この先も見込みが立っていない状況が続いています。