日本が米中の属国となる日
藤井聡
米中がね、今戦っていますけど、2030年頃になると、アメリカの軍事機関も予想しているんですけど、様々な分析をすると、今はまだアメリカの方が優位に立っているけれども。
基本的に。
30年くらいになって来ると、分からないと。
上島嘉郎
そうですね。
藤井聡
要するに、五分五分になると。
という事は、かなりの確率でアメリカの方が負けて行くとなると。
そうなると、どこで一番最初にアメリカが撤退するかとなると、やっぱり極東なんですよね。
これはやっぱりNATOだとか、中東は中国とあまり関係がありませんから、色々な所ありますけれども。
中国との関係でアメリカが負けて行くとなると、最初に中国が出回って来るのは極東で。
そのメインターゲットは日本なわけで。
日本が欲しいとなった時に、アメリカが引く気になったら、
「そしたら、貿易協定とか自由にしたらいいよ」と。
「日本にちゃんと中国の言う事を聞けって言うとくから」
というダブル支配関係に、2030年頃からなって行くというような危機感を、僕は持っているわけですよ。
これはもう数年前からそういう事は予言されてるし。
例えば、中野剛志さんの『富国と強兵』にもそれは書いてあるし。
藤井聡
昨日、伊藤貫さんとね、食事を一緒にして。
対談を雑誌に載せようというので。
で、メインのトークのテーマはそこなんですよね。
これから、日本はアメリカと中国のダブル属国になって行くと。
これをどう阻止するかという事をね。
これね、ほぼね、100%間違いの無い状況です。
今のままだったら。
でもね、この中国副主席会談とかね。