日本で10年前に起きた事
日本でも、約10年前に、政権交代が起きました。
民主党への政権交代。
この時はどういう状況であったか、考えてみましょう。
この時は、リーマンショックの直後で、世界全体が経済的に不安定になっていました。
日本でも。急激に景気が悪化し、失業者が増える。
特に、派遣労働者などの失業が増えた時期でもあったわけです。
そこにつけ入ったのが、ある意味、民主党だったとも言えるでしょう。
子供達には、子供手当、お金をあげる。
教育無料化。
ドライバーの人達には、高速道路を無料化。
お年寄りには、後期高齢者医療制度の廃止。
そして、様々な人達、全ての人達の分野に配る話をし、そして同時に政権や、社会に対する不満を拡張させて行った。
政権交代というワンフレーズによって、それを成し遂げたとも言えるでしょう。
マニフェスト。
何も守れませんでした。
それを、ごまかしたのが埋蔵金であり。
埋蔵金があるから大丈夫だ、と言ったんですが、実際には、何一つ無かった。
結果、政権の最後には、消費増税に対する3党合意という、現在まで続く、負の遺産を残したと言えるでしょう。
そんな民主党が言っていたのが、最小不幸社会という考え方です。
最小不幸。
不幸な人が、最小な社会。
いいように思われますよね。
しかし、人というのは、悲しい性で。
自分と相手を比べて、自分より幸せな人がいると、不幸を感じてしまう、悲しい性を持っているわけです。
ですから、自分より幸せな人をいなくすればいい。
これが、最小不幸社会の実態でもあるわけです。
当然、足の引っ張り合いが大きい、国民皆貧乏。
国民全体が、貧乏になるという現象が起きてしまうわけです。
それを抑えつけるのが、ある意味、軍事力や、言論弾圧であって。
このような人達は、人々の口を閉じようとする。
ある意味それが、今も起きていると言えるのでしょう。
共産主義、社会主義とはなんなのか。
自らの不幸なのを、社会に押し付けるための道具なのかもしれません。