チュチェ思想と日教組の関係性
我那覇真子
元学校の先生たちが、こういう所に入って行くわけですか。
篠原常一郎
というのはね、日教組のね、退職者が最初作ったんですよ。
このチュチェ思想研究会というのは。
これはもう、時間があればいくらでも話せるのですが。
実は僕はね、その人達の話を聞いた事がある。
結局でもね、そういうような日本の左翼運動とか、労働組合運動のかさ積みから出来たもんなんだけれども。
よど号事件の犯人たちは、初めはもう全然違う共産主義の思想的に違うものを持って行ったのに、向こうで5年かけて、金日成さんに感謝して、金日成さんを本当の指導者としてあおいで、世界革命を進めるんだというような立場に洗脳されたんです。
我那覇真子
5年かけて洗脳を受けたという事ですか。
篠原常一郎
そうです。
一つのね、日本人村というのを作られて、
我那覇真子
向こうでですか?
篠原常一郎
うん。
生活は凄く保障されたけど、毎日、毎日ね、討論と講義とを繰り返して。
そればっかりで。
その時にね、一つ問題になったのは、彼らがね、北朝鮮の側から言われたのは、やっぱり革命をやるには、革命の跡継ぎがいるんだと。
あなた達は子供をつくらなきゃならない。
という事で、あんたたちの配偶者をね、作りたいと。
配偶者を日本からさらって来ようと。
我那覇真子
はぁ~、ウソ~。
篠原常一郎
そうやったのが、実際、ヨーロッパとかで、何人もね、拉致されたり。
我那覇真子
日本人だけじゃなくて。
よど号事件の犯人7人はチュチェ思想研究会
篠原常一郎
それだけじゃないんですよ。
面白のは、この本是非読んで欲しいんですけど。
篠原常一郎
宿命の中に書いてあって、僕もびっくりしたんですけど、およそですね、7割の方。
よど号事件の犯人って7人まではね、チュチェ思想研究会に入っていた方です。
我那覇真子
すいません、先生、衝撃で…
何に入っていたんですか?