チュチェ思想はカルトである
信じている人はいます。
で、結局ね、僕はこれを言ったらこの人達にね、本当にもう命を狙われると思ってるんだけど、「カルト」なんですよ、これは。
思想とかそういうものではない。
カルトなんですよ。
昔の、なんとか真理教と同じ。
出典:産経ニュース
だって、実際にこの思想の考え方の中で、沢山の日本人が拉致されたり、行方不明になっているじゃないですか。
この拉致した目的なんですけど、これ凄くチュチェ思想と関係があるんです。
関係があります、これ実はね、今日、2つ本を出していますよね。
これ、めったに手に入らないんですよ。
一つは、「人間中心のチュチェ思想」
井上周八さんって、実は私の出身大学である、立教大学の経済学部の先生です。
もう亡くなったんじゃないかなと思うんだけどね。
マルクス主義経済学者だったけど、このチュチェ思想研究会の中心メンバーで。
色んな所で教えられていて。
一番体系的にまとめられているのがこれです。
それからもう一つ、ここに出している「よど号亡命者たちの秘密工作 宿命」っていう本。
これは、高沢皓司という人が、かなり前に書かれたんですが。
この人は、かつて赤軍派の人達の同志だった方なんですけれども。
はじめは、よど号事件で、亡命したハイジャッカーのね、赤軍派の人を支援するつもりで、北朝鮮に渡って、色んな話を聞いたんだけど、どうもおかしいと、この人達は。
結局ね、どういう事かと言うと、
チュチェ思想はどのように日本に普及したのか?
先ほども申した通り、71年頃には日本のね、チュチェ思想運動の中心であるチュチェ思想研究所とか、チュチェ思想研究会。
あとこれも大事なんですよ、自主の会という所が出来たんですね。
自主の会っていうのはね、チュチェっていうのをね、言い換えているんですよ。
自主なんですよね。
自分が主人になるという意味なんだけど。
この自主の会が勉強するテキストはね、チュチェ思想って一切出て来ないんですよ。
引っかからないんですか?
引っかからない。
だから、少し柔らかくした教えを勉強する会なんです。
あと、この自主の会といのは全国に作られていて、今沖縄の辺野古反対運動を応援しましょうと。
という事で、今全国で反対して作られている組織です。
残念ながら、教員の退職者が多く所属している所です。