北朝鮮が狙うチュチェ思想研究会を使った日本支配
篠原常一郎
しかもね、朝鮮の国内で広がると同時に、日本とか、世界各国に持ち込もうとしたんですよ。
2つ理由があって、1つはね、各国で北朝鮮からコントロールして、敵の背後を揺さぶる。
敵が多いわけですよ、北朝鮮という国には。
朝鮮戦争という国を2分する戦いをやってからね、一番戦争が起こりやすい地域で、もう半世紀以上来ているわけですよね。
そういう中で、なるべく敵の背後を揺さぶるという点で、この思想を広めて、なるべく味方を増やそうとしたんですね。
で、お金も人も使って。
簡単に言うとね、「チュチェ思想研究会」というですね。
チュチェ研。
チュチェ思想研究会というのを各国に作って、特に力を入れたのが日本なんです。
我那覇真子
近いからですか?
篠原常一郎
近いからなのと、朝鮮を狙っているアメリカ軍の基地があったり、自衛隊があるじゃないですか。
だからやっぱり、その国を重視して、運動を作って行ったんですね。
それに対して、日本共産党は怒ったんですよ。
我那覇真子
そうなんですか?
篠原常一郎
我那覇真子
チュチェ側がですか?
篠原常一郎
だから、変な話だけど、日本のね、まぁちょっと実は過激な側面もあるんですよ、これ。
後で、ちょっと話す恐ろしい話もあるんだけど。
過激な側面もあるんだけど、力が弱まったから、あまり重視しなくてもいいだろうと思って、日本の警察とかそういう所もね、注意を払わなくなっちゃった。
我那覇真子
払って無かったんですか?
篠原常一郎
そうです。
はじめはね、これはヤバいと。
ヤバい理由は後で言いますけどね、ヤバいと思って警戒したんだけど、力が落ちたからもういいやと。
いう事で、放っておいたら、沖縄に目を付けちゃったんですよ。