米国から追放される中国企業
本日は、バンブーカーテンで米国から追い出される中国というお話をさせて頂きます。
その前に、
「バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国」
という一冊のご紹介です。
これはですね、私とですね、元山口組の金庫番と言われる猫組長さんというですね、元山口組組長さんとの対談本で、世界を裏と表から分析した一冊となっております。
是非、ご購読いただければ幸いです。
という事で、本題に入らせて頂きます。
30年間世界を覆っていたグローバリズム
ここ30年、世界を覆っていた、世界で中心となっていた大きな経済の流れというのは、グローバリズムでした。
グローバリズムというのは、人・モノ・金の移動の自由化。
人・モノ・金の間にあった壁をなくすというのが、グローバリズムなわけですね。
なぜこのような事が起きたかと言えば、共産主義社会が、経済政策に失敗し、東側と西側との分断が、壊れ、東側が弱体化した事によって、西側社会に入って来た所から始まるわけです。
ベルリンの壁が壊れて、もう間もなく31年。
出典:Medium
この30年間というのは、グローバリズム。
壁が無くなる社会だったわけですね。
ただ、この壁をなくす上で、一つ重要なのがルールです。
それぞれが勝手なルールで動いてしまえば、このグローバリズムは成立しません。
一つのルールで動く世界が必要になるわけです。
自由社会のルールを一切守らない中国
ここにおいて、中国は自由社会に入って来る際、改革開放路線を取る、最終的に全て自由化する、アメリカのルールに従うと言って、自由化社会に入って来ました。
そして、WTO改革においては、これは自由貿易の協定ですから、最終的に関税や輸出規制、国有企業などを無くすと約束して、WTOに入った。
そして、世界的な通貨の仲間入りをするSDR(特別引出権)入りする際に関しても、中国は為替の自由化を約束したわけですが、未だにやってこない。
その上、習近平体制になると、社会主義への回帰を謳い、それによる中国による世界の覇権を狙うと宣言してしまった。
ここで、アメリカと中国は、対立関係に陥り、米中戦争貿易版と言われる状況になったわけです。