東京電力は信用できない嘘つき企業
それから、もう一つの問題は、東京電力が、トリチウム以外のセシウムとかストロンチウムが混ざって汚染されているのを隠していたという事ですね。
去年、大きな問題になりましたが。
東京電力というは、常に嘘をつく企業なんですよ。
大企業でありながら。
僕はこの前、どっかテレビの取材で言ったんですよね。
なんかその人がですね、記者がですね、「だって東京電力は、もう土地が無いっていってますけど」って。
だからね、僕がね、「あなた、東京電力が言った事を信じるんですか?」
ってそのテレビの割合と偉い人ですけど、言ったんですよ。
だって、東京電力は今まで、原発事故に関して、嘘を山ほどついていますからね。
ですから、自分で判断をせんといかんのですよ。
福島の原発の今の汚染水を入れている周りにはですね、汚染されて100年くらい住めない所がいっぱいあるんですよ。
そこは、必ず「買いたい」と言ったら、売ってくれます。
だから、そこにタンクを作れば、ごく一部で済みますからね。
ですから、それはもうそうなんですが。
しかし、やっぱり海は、放射性物質で汚してはいけないと。
ロンドン条約がどういう事が書いてあるかというと、きちっと書いてありますが。
それも、嘘をつく人がいるんでね。
「ロンドン条約は船から投棄するものだけだ」
とかですね。
そういう事を言う人がいるっていうのが不思議なんですけど、まぁそうなんですね。
じゃあ、日本人というのは、一人一人は結構誠実で、嘘も結構付かない。
嘘つきになった日本人
時々、中国人は嘘をつくと言っていますけど、日本、結構最近嘘を付くんですよ。
で、非常に残念なのが、この前からちょっと問題になっているプラスティックゴミの海洋投棄の問題でですね、色々と言っていますが。
これも、バーゼル条約という1989年にスイスのバーゼルで締結されたバーゼル条約。
これは、基本的には先進国のゴミを、発展途上国に渡してはいけないという事なんですね。
つまり、思想としては非常に単純で、先進国が自分で処理できないゴミをですね、より経済力の弱い発展途上国に移したら、発展途上国が汚れるわけですよ。
これはまぁ、国毎の了解があればいいけど、やってはいけないと言ったのはですね、条約を締結して、批准したんですが。
私がちょっと悲しいのはですね、この条約を破った先進国は、おそらく日本だけとは言わないけれども、日本が殆どなんですよ。
ヨーロッパの国は、条約内容は守っているんです。
ズルいっちゃあズルいけど、きちっと国と国との約束をして、やっているんですね。
中国や東南アジアに闇で廃棄物を流す日本
ところが日本は、闇で中国とか、東南アジアに廃棄物を流していたんですよ。
これもですね、環境省も厚生省も及び腰で、儲かるからいいや、という。
まぁ、駄目になりましたね。
武士が居なくなったから、しょうがないんでしょうけどね。
嘘つきがある時は本当の事をいうなんて事はない
もう一つは、原発事故が2011年3月に起こった時に、日本人の規制なんか無いと。
「1年1ミリシーベルトなんて武田が言っているけど、あんなの嘘だ」と言った人は、発言権が無いですよ。
だって、ある時は嘘を言い、ある時は本当の事を言うなんていう人はいませんからね。
だいたい嘘つきというのは、どこでも嘘をつきますから、いつでも。
ですから、今度もですね、海洋汚染水の投棄について、国の委員会に出ている人とか、それから色々マスコミで言っている人の殆どはですね、実は原発の事故が起こった時に、メルトダウンの時期とか。
それから、メルトダウンというは、原発の事故の1週間以内くらいにたぶん起こっているんですが。
それを、5月15日に起こったような事を言いましたり。
それから、1年1ミリシーベルトの規制が無いと言ったり。
だいたい、日本人の被爆規制が無いって言った人が多いんですよ。
だって、産業でですよ、有害物に規制が無くて、産業が実質出来るという事は無いんですから。
明らかな嘘なんですけど、ただあの時は、そういう状態だったんですよね、実は。
悲しい事に日本は。