これは、どういう事が起きたかといえば、韓国から来る観光客が使っていた旅館やホテル、これが空いた。
また、韓国からの便が空いた事によって、他からのチャーター便などが運航された。
結果ですね、他の地域の観光客が増える事によって、いわゆる韓国からの減少を穴埋めしたという事が言えるんです。
そしてこれが、日本にとっていい事が悪い事かと言ったら、とてもいい事なんです。
なぜならば韓国からの観光客、旅行期間も短い事もありまして、平均の消費額、7.8万円しかありません。
世界最低水準の金額なんですね。
韓国からの観光客は、お金を使ってくれない。
それに対して、台湾の場合で、12.2万円。
中国に至っては、18.4万円。
ヨーロッパにおいては、更にそれよりも多くの金額が、日本国内で消費されているわけです。
つまり、韓国人が減った分を、他の地域の観光客が埋めてくれれば、逆にいうと、日本にとって、売り上げ増大という事になるわけなんですね。
たぶん、8月においても、他の地域の観光客が、韓国人が減った分を埋めましたので、採取的に、国内の観光客の消費額は、増えているものだと思われます。
また、これによって韓国の航空会社は、大変な事になっているんですね。
韓国のLCC、安価な航空会社の多くは、日本便をどんどん廃線にしています。
釜山、仁川(インチョン)、ソウル便、地方空港を中心に、運航を休止にしているわけです。
その結果、何が起きているかといえば、便が減っただけでなく、観光客全体が減った事によって、運賃の暴落も起きているんです。
今、韓国ソウル便、安いものでは、900円。
片道900円などという便まで出てしまい、飛ばせば飛ばすほど、航空会社が赤字の状況になり始めているんです。
そして、航空会社が赤字化して、結果破綻した場合、いわゆる仁川(インチョン)のハブ空谷としての地位も失われて行きます。
つまり、日本を切り捨てる事によって、韓国はどんどん世界のはぶになって行くわけですね。
そんな中、韓国の通貨も危うくなっております。
韓国の通貨、ウォンですが、あくまでもローカルカレンシー。
エキゾチックカレンシーと言われる地域通貨でしかありません。
それに対して、円は国際通貨で、世界中どこでも使える通貨です。
更に言えば、円というのは、ドルの地域代理店。
日本は、ドルの地域代理店構造になっておりまして、日本の円とドルは、無制限のスワップが設けられています。
そして、日本は、アジア各国に、更に円スワップという形で、代理店措定2次的なスワップを与えているわけです。
これに、韓国は含まれておりません。
つまり、韓国には、ドルの裏付けがない。
円の裏付けがない状況になっているわけです。
そして、通貨が不安定化し始めています。