なんで16歳の少女の言う事を聞かなければいけないの?
アメリカのあるジャーナリストがですね、「今年の国連総会は、無意味な美辞麗句だけが連なっている」なんて言っていましたけど、まさにその通りで。
これに対して、日本の新聞はまぁ、もちろん朝日新聞、この前高知に行ったら、高知新聞もそうでしたけどね。
「女の子の言う事を聞け」
って言うんですよ。
なんで16歳の女の子を言う事を聞かなきゃなんないんですかね。
16歳の女の子の意見じゃないんですよ。
当たり前じゃないですか。
16歳の女の子が、地球の温暖化の計算が出来ますかね?
あの子が。
出来ませんよ。
誰かが計算した計算結果で左右される。
計算結果も、おそらく見ていないでしょうね。
だって、結構地球温暖化の式って難しくて。
名古屋大学でやった時に、会場に100人くらいいましたが、正確に計算式を理解したのは、私は物理出身ですから計算出来ましたが、何人かしかいなかったと思うんですよね。
そのくらい、結構難しい計算を経て、地球の温暖化の原因がCO2であるかどうかという事が、まぁ、それでも議論になるわけですからね。
それが、16歳のスウェーデンの女の子が、分かるはずがないんですよ。
国連で演説する権利もない少女が演説出来る裏事情
というのは、もちろん、16歳の女の子は、国連総会で演説する権利もありませんよ。
簡単に言えば。
そんな事を言ったら、一人一人、話があるし。
まずは、20歳以上の大人が権利をもっているんですよね。
国連総会で、誰でも出来るんなら。
しかしまぁ世界には60億人、70億人いるんですから。
その中で、16歳の女の子を国連の壇上に上がらせると。
総会の壇上に上がらせるという事自体が、いかに後ろに大人が隠れているかって分かりますよ。
出典:wsj
じゃあ、その大人はなんで子供を出したのかっていう事なんですよ。
子供を出すには、子供を出す理由があるはずですよ。
貴重な総会の時間なんですから。
トランプ大統領だって、
出典:Yahooニュース
イギリスのボリスジョンソンだっているわけですからね。
出典:indozone
もちろんその他に、新しくインドの首相になった(ナレンドラ・モディ)とかね、
出典:NEWS TIMES
いっぱいいるわけですよ。
温暖化は科学ではなく政治である
そういう需要な人達の演説をさせないで、その時間、ヒステリックに喋る女の子を出したという事は、その後ろに大きな政治的勢力があるからですよ。
私たち学者は、全くそんな事、出来ません。
という事は、この地球温暖化が政治であるという事を、まず如実に示しております。
これはですね。
16歳の女の子が、国連総会で演説するという事自体が、極めて温暖化というものが政治であって、もう科学ではないと。
科学の言葉で、温暖化しないとか、そんな事を言ったって無駄ですよ。
だって、こんなに政治的になったものをですね。
科学で説明したって、空しいだけですよ。
温暖化しませんなんて言ったり、まぁ、なんか国立環境研の発展した所が一生懸命、なんか温暖化の説明をしているけど、無駄ですよね。
だって、国連に16歳の女の子を出せばいいんでしょ。
IPCCのAR5のWG1で「気候感度」(大気中の二酸化炭素濃度が倍になった時の気温上昇)の最尤値(もっともありうる値)を一切決めることができなかったのにも関わらず、なぜ気候温暖化予測ができて、それを予測とは呼ばずに「シナリオ」と称し、しかも1.5℃シナリオや2℃シナリオから「カーボンバジェット」(許容二酸化炭素排出量)をどのように逆算したのか教えてください
単純に考えても、16歳の少女にそんな行動力も経済的裏付けもないと思うし、かなりのバックがいることは当然。利権に絡んだ輩だろうね。