服部勇馬MGC2位で東京五輪出場権獲得
9月15日に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
上位2名に入れば、東京五輪2020への出場権が確定する重要な代表選考レース。
8時50分にスタートした男子マラソンでは、服部勇馬選手(25歳)(トヨタ自動車)は、前半に独走するも、後半37km付近で失速した設楽悠太選手(27歳)(Honda)を捉え、優勝した中村匠吾選手(27歳)(富士通)には一歩及ばなかったものの、2時間11分36秒というタイムで2位でフィニッシュ。
見事、来年の東京五輪への出場権を獲得しました。
マラソンの日本記録保持者である大迫傑選手(28歳)(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)は、一歩及ばず、2時間11分41秒で3位という結果に終わりました。
服部勇馬選手のプロフィール
服部勇馬選手は、新潟県十日町市出身、1993年11月13日生まれの25歳。
出典:tarzanweb
身長は176cmとの事です。
イケメンなどと話題にもなっているようですね。
MGC
ガチ予想は井上くんと大迫くんだけど、
願望は山本憲二くんと服部勇馬くんです。
そうです。イケメンだからです。
でもちゃんとめっちゃ速いんだよー。#インスタの山本憲二くんがただ走ってるだけの動画ひたすら見てます#フォーム超綺麗✨
— きょうか@無所属 (@kyokasuzukiya) 2019年9月13日
服部勇馬選手は、仙台育英高校時代、2011年の青森インターハイの5000mに出場し、5位という結果を残しています。
大学は、箱根駅伝の強豪校である東洋大学に進学します。
1年生の時から、駅伝メンバーとして活躍します。
2年生の時には、出雲駅伝に出場し、5区で区間記録を樹立しています。
第90回の箱根駅伝では、エース区間と言われる2区を担当し、東洋大学の往路優勝・総合優勝に貢献します。
2014年には、第58回第58回熊日30kmロードレースに出場し、1時間28分52秒という記録で優勝。
マラソンへの適応力がある事を証明します。
第91回の箱根駅伝でもエース区間の2位を担当し、区間賞を獲得しています。
服部勇馬選手は、箱根駅伝のスター選手だったというわけですね。
マラソンへの初挑戦は、2016年2月の東京マラソン。
35キロ地点で、一時、日本人トップに立つも、40キロ地点で失速し、結果的には12位、日本人としては4位という結果でのゴールとなりました。
東洋大学を卒業後は、トヨタ自動車に入社し、同年11月に開催された中部実業団駅伝競走では、最長区間の4区を任され、区間賞を獲得し、チームとの大会新記録優勝に大きく貢献しています。
2018年12月には、福岡国際マラソンに出場し、2時間7分27秒という好記録で日本人選手優勝を果たした事で、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)への出場を獲得したというわけですね。
服部勇馬選手の弟とは?
服部勇馬選手には、服部弾馬さんという1歳年下の弟がおられます。
出典:todaynews01
服部弾馬さんも、服部勇馬選手の後を追って、東洋大学に進学した陸上選手で、服部勇馬選手と同様に、1年生の時から、駅伝メンバーとして活躍します。
1年生の時から、第90回箱根駅伝に出場し、担当した7区では、区間新記録を獲得し、東洋大学の往路優勝・総合優勝に、大きく貢献されています。
大学卒業後は、トーエネックへ就職し、実業団で、トラック競技でのオリンピック出場を目指されているというわけですね。