中国共産党を作ったディープステートの気変わり
もう一つ、私が大使にお聞きしたいと思ったのが、つまりオバマ政権が、最終段階。
ステークホルダーって言って、手なずければこいつらはって言うか、中国共産党は、なんとか自分達のいう事を聞いて、という予定だったけどとんでも無かったと。
でもうトランプになったら、バッツンとやると。
決意して、民主党も今厳しくやっている。
で、トランプ政権は、やっぱりそれまでの支配層のやり方に対抗する形で出来た。
民主党は、オバマ政権だったように、昔の旧というか、国際金融資本とか、エネルギーメジャーや軍産複合体や、こういう所の代表だった。
そうすると中国が本当にいう事を聞き始めたら、ちょっと路線が変わって来るんじゃないかと。
トランプのやり方は、中国共産党をとにかく変えると。
分割も考えるくらいに。
民主党の場合は、かつてのキッシンジャーがやっていたように、自分のいう事さえ聞いてくれれば、共産党を残してもいいと。
この辺の分裂というのは、まぁ、先の事だからあれですけど。
いや、非常に重要な事だと思いますね。
ですから、今おっしゃったようなキッシンジャー的な見方というのもね、もう通用しなくなったという事ですね。
だから、元々決してね、キッシンジャーに代表されるような。
彼はスポークスマン(代弁者)なんですが、いわゆるディープステートのね、ご承知のように、彼ら自身が中国共産党政権を作ってね。
彼らの世界戦略に合うように、育てて来たという事ですね。
そうですよね。
中国がいずれ民主化するという欺瞞
ですから、東西冷戦の時は、アメリカに対抗させるようにして、それで、それが終わったら今度は、アメリカが中国を太らせたと。
だから、技術も盗ました事にしてね、膨らませて来たと。
それで、アメリカのいわゆるウォール街を中心とする金融資本家が、中国で儲けて来たわけですね、簡単に言えばね。
ところが、今、その構図が通用しなくなったという事なんですね。
だからやっとね、中国が変わらないという事が分かったというのはね、あれは取り繕っているだけで。
最初から分かっているはずですよ。
中国がね、中共の支配下で中国の経済水準が上がったらね、考え方が民主的になるなんて、そんな事はあり得ない。
最初からね、まともに中国を知っていたら、そんな事は、とても楽観的な見方はね、出来ないはずなんですよ。
だから、彼らは繕っていると思います。
なるほどね。
今まで、実際に中国を支援して来た連中ですからね。
だから、その支援が正しかったと。
最終的には間違ったんですが、それは中国が民主化すると。
その可能性にかけて、自分達はやって来たというね、なんて言うんでしょうね、自己正当化ですよ。
そうですね。
だからこれはいわゆる民主化とか、そういう問題も全部欺瞞だったというのがね。
明らかに、今、なっているんですよね。
世界中がそうなっているという。
元々ディープステートが、全然民主的ではないですからね。
そうですよね。
彼ら自身がアメリカで言論を握りね、金融を握り、司法を握っているわけでから、全然民主的でもないと。
そうですね。