喫煙率が激減しても激増するガン
このグラフを見て頂いてもいいし、
それから我々の実感でもそうなんですけれども。
ガンがですね、我々が早く撲滅しなければいけないと言ってるガンがですね、全然そんな騒ぎではないんですよね。
特に、肺がんとたばこの関係は、このブログでも随分書いておりますけれども、2000年くらいには相当たばこの禁煙運動が成功を収めてですね。
1980年くらいからはじめていましたから、20年くらい経って喫煙率も随分減り、それから喫煙場所も限定されて来てですね。
それからもう15年経っているんですけれども、うなぎ上りというくらい、肺がんの数が増えているんですね。
これを、年齢の為だとかですね、それから、長期間吸っている人が、たばこを止めたけれども、そういう人の肺がなっているんだって、そういう整理を私、してみましたが、全然年齢なんか、全く補正しても数が合わないですね。
割合と食品なんかもかなり改善されてきましたし、胃とか大腸、食道関係にも随分いろんな対策が打たれてきて、食品の中の発ガン性物質はほとんどもう排除されました。
求められる現実的なガンの原因究明
なのに、なぜこんな勢いでガンが増えているのかということについては、私はやっぱり、研究費が入るからみんなでタバコは肺ガンのもとだとか言ってるんじゃなくて、もっと現実味のあることを考えなきゃいけないし、
我々もいろいろ工業で、ガンのもとになるようなものを作ったり、それから都心の生活も自然から離れていて、いろんなことがありますね。
しかし例えばこういうことに対してすぐ反論があるのは、年齢が年取ったままで生きていくからといった話がありますけど、
そういう反論をする人は、ぜひご自分で年齢補正というものの計算をコツコツやっていただいたら、年齢なんかでは全く説明できないほどガンが多いということに気がつかれるんじゃないかと思うんですね。
タバコが肺がんと関係が無いと主張する理由
特に私が言っていて、みんなからひんしゅくを買ってるんですけど、タバコと肺ガンは関係がないと。
タバコの煙は、若干の発ガン性を持っているんですよ、それは持ってるんですね。
それに対して私が文句言っているんじゃないんですね。
発ガン物質っていうのはこの世の中に必要なんですよね。
私たちの身体っていうのは無菌状態で生活すると、すぐ肺炎とか風邪とかいろんな胃腸の病気で死んでしまうわけですね。
私たちを取り巻く環境というのは、ばい菌もいるしウイルスもいるし、細菌、ウイルス、有毒物、ガンのもと、こういうのが身の周りにいるんですね。
それとの間の関係で、我々は実は生きてるんですよ。
生きてるという事態が、極端に言えばウイルスがいて細菌がいて発ガン物質がないと我々は生きることができないと言ってもいいくらい、相互の関係というのは非常に強いんですね。