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前田穂南選手MGC優勝で東京五輪確定!
9月15日に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
上位2名に入れば、東京五輪2020への出場権が確定する重要な代表選考レース。
9時10分にスタートした女子マラソンでは、前田穂南選手(23歳)(天満屋)が、25キロ付近で抜け出し、その後は2位でゴールした鈴木亜由子選手(27歳)(日本郵政グループ)との差を広げ、独走状態でそのままフィニッシュ。
2時間25分15秒というタイムで優勝し、見事、東京五輪2020年出場の切符を手にしました。
スタート時点で26.9度、湿度63%と非常に蒸し暑い状態で、2時間25分15秒という、大阪国際女子マラソンでマークした自己ベスト2時間23分48秒と1分27秒しか変わらない好タイムでフィニッシュ出来た事で、暑さへの適応力がある事も示すことが出来ました。
前田穂南選手は、2017年8月27日に開催された北海道マラソン2017を、2時間28分48秒というタイムで優勝し、女子最初のMGCファイナリストに輝いた事で、しっかりとした練習時間を確保できた事も、今回のMGC優勝という結果に繋がった一因かもしれませんね。
また、前田穂南選手は23歳と若く、東京五輪2020の女子マラソンの開催日は2020年8月2日と1年近くあるため、今後の成長も楽しみですね。
ですが、暑さに強いとはいえ、東京五輪2020の女子マラソン開催日は8月2日と、MGC以上の暑さも予想されますし、前田穂南選手は、フィニッシュ後のインタビューに立って答えられないほど消耗しておられたようですので、暑さやエネルギー補給への対策は、重要課題となってくるでしょう。
ゴールが近づくにつれ、みるみる痩せこけて行く選手の姿が、MGCの過酷さを物語っていましたが、ひとまず、美味しいものを食べて、ゆっくり休んで英気を養って頂きたいものですね。
前田穂南選手のプロフィール
女子マラソン界のニューヒロイン、前田穂南選手とはいったいどんな選手なのか、興味をお持ちの方は多いはず。
前田穂南選手は1996年7月17日生まれの現在23歳。
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身長166cmと女子マラソン選手としては長身の部類ですね。
可愛いなどと噂にもなっているようですが、
【MGC女子】
顔の可愛い才色兼備なお2人が
東京五輪代表内定というのが
日本人選手らしい🥰
おめでとうございます!!🎉😉❤️
(冬の選考の選手もファイト!!)#前田穂南 #鈴木亜由子#MGC pic.twitter.com/eZkcnYjWRO— さしこ⊿さやとら😷 (@345Sayatora) 2019年9月15日
色白で、手足が長く、スラリとした体形で、走っている姿はとても美しい方ですよね。
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兵庫県の尼崎市出身で、高校は大阪の陸上強豪国である大阪薫英女学院高等学校に入学。
兵庫県尼崎市の実家から、大阪府摂津市にある大阪薫英女学院高等学校まで通学し続けたという努力家さん。
高校時代は、周囲が実力者ぞろいで3年間補欠扱いと、あまり注目される選手ではなかったようですが、2015年4月に高校を卒業し、マラソンの名門である天満屋の女子陸上部に所属してから実力が開花。
天満屋女子陸上部には、MGCに出場し、3位という結果となった、2015年世界陸上北京大会長距離走日本代表の小原怜さんなども所属しています。
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2017年1月29日に、大阪国際女子マラソンでマラソンに初挑戦し、結果は2時間19秒12位のタイムで12位でゴール。
そして、2017年8月27日行われた、北海道マラソンに国内招待選手として出場し、2時間28分48秒というタイムで優勝し、女子第1号のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得します。
更に、2018年1月28日に開催された大阪国際女子マラソンでは、残念ながら結果は2位となりましたが、2時間23分48秒というタイムで、自己ベストを更新します。
ちなみに、この大阪国際女子マラソンで優勝したのが、MGCで残念ながら4位という結果に終わった、腹筋女王こと松田瑞生選手ですね。
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結婚しているのかどうかが気になる方もおられるようですが、今の所、結婚しているという話はありませんし、現在は東京五輪に集中されておられると思いますので、そっとしておいてあげて欲しいと思います。