ヘンリー王子とメーガン妃の結婚で見える英国の変化 日米安保条約破棄に大賛成の理由 河添恵子 馬渕睦夫

英国と中国の関係の変化

河添恵子河添恵子

英王室をずっと色々ウォッチというか、ずっと追って見ていますとやはりまた大英帝国の復活というのを考えているのかなというのをまず考えて見ているんです。

でやははりあのウィリアム王子とヘンリー王子も結婚して子供さんも3人と一人いるわけです。

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特にヘンリー王子はメーガンさんという黒人の血が入った方と結婚したわけですね。

その時に私はずっと思っていたのは、色んなまぁステキな中国人の女性も近づいて行ったはずだけれども、英王室はそういう人を選ばなかったと思ったんです。

なぜかと言いますとオーストラリアとか、カナダとかは外務大臣とかの息子とかは中国系と結婚していてという状況で。

相当、英連邦は中国に深く刺さり込むような状況にファミリーがなっていたんです。

ところがその本家本元といいますか、イギリスはそれを拒否というかそういう道は選ばず。

それは何を意味するかというと、ヘンリー王子とメーガンさんたちは、おそらくアフリカをもう一度取りに行く。

中国から奪還という事ですが、そういう動きがあるんではないかと。

それからウィリアム王子とキャサリン妃は、案の定と言えば案の定、言葉はあんまりよくないですけど、東南アジアを外遊するという事を発表しているわけです。

東南アジアというのは、そもそもイギリスが多くの所をまぁコントロールしていて、植民地化していたわけですが、この20年辺りは殆ど中国との関係で、特にこの数年も一帯一路みたいな言葉で、より深めるような方向に行ったわけですが、その流れをまぁイギリスであり英王室が完璧に切ったという風に私自身は見ています。

で、よく色んな所で話しているのは、2016年の5月の女王様の園遊会。

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エリザベス女王 「習近平はとても失礼」

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あの時に、前年に習近平がイギリスに行ったわけですが、彼らの事を「rude(ルード)」という言葉を使いました。

要するに失礼なやっちゃ、と言ったわけです。

で、わざわざBBCにその「rude」という言葉を話している状況を漏らさせて。

わざとというのを私は勝手に言っているのですが、それが全世界に回ったわけです。

その時に私はもうゴングが鳴ったと。

英連邦の中国に対する態度の変化

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これは、中国共産党政府は、これから相当痛めつけられていく本格的なゴングが鳴ったと、その時にピシッと頭に浮かんだわけですが、現実的にそれからすぐ後からコロッと変わったのは、英連邦のズブズブに中国に近かったオーストラリアです。

5Gでファーウェイとかを入れないという事を言い、非常に変わりました。

それから、カナダもそうですが、去年ファーウェイのナンバー2をとっ捕まえました。

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更にこの頃報じられているのは、カナダで研究をしている中国人の女性なんですが、どうも生物化学兵器に転用出来るような技術を研究している中国人の女性が、今カナダで捕まりました。

このように色んな形で世界は、特に英連邦の国というのは中国の人達を工作員として捕まえたりしているんですが、日本は報じない。

それから、日本にスパイがいないというような前提でいるというのは本当におかしな話だと思います。

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