香港民主化デモの実態は反共デモ
渡邉哲也
本日は、香港の反共デモについてお話したいと思います。
いわゆる香港の民主化デモという事ですが、実態は反共産党へのデモ。
反共デモとも言ってよいのでしょう。
この反共デモですが、香港の人達にとっては、自分達の将来、未来、自由を守る為の戦いでもあると言えるわけです。
逃亡犯条例に香港人が大反対する理由
渡邉哲也
元々、このデモですが、もう現在2ヶ月以上続いているこのデモですが、香港の逃亡犯条例(犯罪人引き渡し条例)に反対するデモでした。
この逃亡犯条例というのは、香港の人が台湾に渡り、台湾で殺人事件を起こしました。
そして、国に帰ってしまったわけですね。
香港と台湾の間では、犯人の引き渡し条約がありません。
このため、台湾当局が香港に犯人の引き渡しを依頼したところで、条約が無いために引き渡すことが出来ない。
ここから始まるわけです。
渡邉哲也
しかし中国政府としては、台湾は中国の一部である、としているわけですね。
ですから、台湾に対して犯人を引き渡す。
まぁ、お互い相互条約ですから、をするためには、中国政府としては、中国政府と香港との間の犯人を引き渡しが出来る条約が必要である、という形を取ったわけです。
これに、香港の人達は大反発をしたというのがこの問題に始まりになります。
TVが報じない中国のウイグル弾圧の現実
渡邉哲也
中国政府が例えば香港の民主化活動家、反共活動家などを政治犯として訴え、彼らを逮捕しようとした場合に、引き渡し条例が出来てしまうと香港政府は、中国政府に引き渡さざるを得なくなる。
つまり、香港の人達の自由が圧迫され、最悪の場合、ウイグルと同様の事が起きる可能性がある。