津田大介という人物が持つ知られざる一面
それからもう一つは、朝日新聞の論壇委委員とかやっていましてね。
それでまぁ私とちょっとぶつかったというか、かなりあれしたのが沖縄の報道の事です。
これも報道ですね。
芸術ではなくて報道。
報道の仕方について。
ですから、元々ですね、やや左翼系で。
どちらかというと、人権問題と言っても、彼の言う人権問題というのは、いちゃもんみたいなもんなんですけど。
そういったものを専門とする、まぁちょっと言い方は悪いかもしれませんが、社会ゴロというか、そういう面を持っているわけですね。
私はこれを今言う時にちょっと心配しながら言っているんですけど。
なんかそういう事を言うと、その相手がですね、半分暴力的な反論とかそういうものに出て来る可能性のある。
そういう言ってみれば、穏やかで、しっかりして、芸術を愛して、そして芸術の発展のために活動をしてきたなんて人ではないんですよね。
政治的にも非常に僕らも気を付けなければならない人ですね。
そういう人をなぜ芸術監督に選んだのかという事が、まぁ、一つは非常に大きな問題だと思います。
あいちトリエンナーレの企画自体は素晴らしい
ただ企画はですね、私はそれほどおかしくない。
という事を全部除いて、慰安婦の像を掲げるとかですね、昭和天皇の写真を焼く所とかを全部除いて、この企画全体は、愛知県の人を、愛知県の県庁の人をカバーするわけじゃないんですけど、いいんですね。
つまり何を言っているかって言ったら、展示が止められたものを展示すると。
この思想は、芸術としては素晴らしいんですね。
つまり、時代の流れによって、芸術作品というのは悪く評価される時もあるし、よく評価される事もあるんですよ。
例えば有名なのはゴッホなんかが、生涯、殆ど1枚も絵が売れなかったと。
亡くなってから、もの凄い高い値段がつくというような事もありますからね。
芸術というのは、そういう点がありますから。
ですから、掲載や展示が拒否されたものを拾い集めて、展示するという思想は、非常にいい思想なんですよ。
それこそ、今の、現代の日本に必要な思想なんですね。
そういう所を狙うっていうのは、津田大介さんの一つのキャラクターなんでしょうね。
だけども残念ながら、芸術と関係が無かったという事ですね。
これは、あくまでも芸術祭であり、税金を10億円くらい使っている。
これと芸術の問題はもう一回お話するんですけれども、そういった全体像があります。
これを、非常にいい題材なんで、取り上げてみたいと思いました。