公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない
最後にご質問なさった、なんだろうな、政権に対して、結構辛口な批判をすると。
ややもすれば、言い過ぎている部分があるんじゃないか、その事で怖い思いをした事は無いですか?っていう話ですけど、ありません。
言うべきことを言う、当たり前の事なんですね。
憲法15条を見せてください。
憲法、皆さんご存知ですよね。
法律の親玉。
法律は皆さんを縛るもの、憲法は権力者を縛るもの。
その憲法の15条になんて書かれているか見て頂きたいんですけれども、
『すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない』
当たり前なんですね。
これは、国会議員も総理大臣もみんななんです。
役所に勤めている一般の公務員だけじゃなくて、国家公務員、特別国家公務員である議員とかも当然これに当てはまると。
でもこれ、今やられている政治、一部の、一部の為の政治しか行われていないんじゃないか。
例えば、安倍昭恵さん。
画像出典:Yahooニュース
お友達になった学校経営者に対して、タダ同然で国有地を差し上げるような事になっちゃったり。
一部の奉仕者じゃないですか、これ。
自分の親友、40年来の腹心の友に、60年間作られてこなかった獣医学部を新設させる。
例えば、大企業に対して大減税。
いくつも抜け穴があるような仕組みを作っちゃうのも、これ、一部の為の奉仕者じゃないですか。
その裏には何があるんですか?って言ったら、組織票や企業献金ですよ。
自分達に権力を与えてくれた事のご恩返しをやり続けている。
あくまでも一部の奉仕者の仕事しかしていないという事を国会で追及していますが、それによって怖い思いをした事はございません。
消費税は本当に必要なのか?
では、先ほどきっかけを頂きました、消費税と、日本の財政破綻という部分について、これから皆さんに、ちょっとシェアさせて頂いていいですか。
まず消費税、
「消費税者必要だ」
そう思われる方は、どれくらいいらっしゃいますか?
消費税払うのはちょっと嫌だけど、消費税は必要だろうと。
ありがとうございます。
若干名、手を挙げてくださいました。
じゃあ、お聞きしたいんですけれども、消費税がどうして必要だと思われますか?
消費税が取られている理由、皆さんご存知ですか?
国の説明では、「社会保障の充実に必要だ」っていう話なんです。
社会保障の充実や安定に消費税は必要だっていうのが国の説明。
本当ですかね?
じゃあ、答え合わせしてみましょう。
すいません、ポスター出ますかね。
これ今見て頂いているポスター、これ皆さんの税金で作りました。
何かと申しますと、消費税、2014年の4月から、5%から8%。
要は3%の増税が行われる前に、皆さんにお知らせしたものです。
なんて書いてあるか。
「消費税率の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます」
という事です。
で、この人知ってます?
分かりますかね?見えますかね?この人。
この国の総理です。
これは何かと申しますと、2014年、消費税増税した後に選挙が行われた。
その歳の自民党の公約集です。
なんて書かれているか。
引用:自民党重点政策2014
消費税を社会保障の充実に100%使うという嘘
「消費税財源は、その全てを確実に社会保障に使い、」
って書いてあります。
当然です。
消費税上がった選挙でも、しっかりと約束をしている。
だからこそ、消費税が上がる前に、こういうポスターを作ったっていう話です。
では答え合わせをします。
すいません、画面が見づらいという方は、山本太郎が作ったチラシがございます。
周辺でお配りしているので、手に取って頂けると、これから出てくるスライドがお手元で見れます。
チラシ開いた左側のページに同じスライドを示しております。
では参ります、答え合わせです。
消費税率の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われていたか否か?