この時期に消費増税する安倍政権はバカなの?
一方で冴えないのが法人税収だという風に出ているんですね。
思ったよりも、かなり厳しい。
財務省内からも、こんな声が漏れるほど、年が明けてから、一気に不透明感が増した、この影響が大きかったと。
米中貿易摩擦の影響で、対中、中国への輸出が冷え込んだ事などで、製造業の法人税収などが伸び悩んだという事なんですね。
2019年度の税収は更に増えて、62.5兆円を見込んでいるのですが、ただ不安要素は多いとしていると。
今後の先行き不安という事なんでしょうね。
どういうメカニズムになっているかというと、去年の10月までは、輸出が伸びていたんですよ。
輸出が伸びて、その頃は法人税も高かったんだけど、10月以降輸出が下落する。
そうすると、輸出企業達の法人税収が下がって行くという事なんですよ。
じゃあなんで所得税が上がっているんだという事ですけど、所得税は遅延するんですよ。
どういう事かというと、所得というのは去年10月までに外国人の人から投下された輸出増というマネー、こういうものが企業の中でグルグル回りながら、それが労働者に分配されるわけですよ。
それが、タイムラグが半年くらいあるわけですから、10月から輸出が下落したんだけど、所得の増というのは、それ以降しばらく続いていたわけです。
だから、今年の3月までのかなりの機関は所得は伸びて行ったわけですよ。
でも、これから所得も下落して行くんです。
で、法人の収入も下落して行くんです。
だから、今年度はまぁ下落して行きますよね。
だから、これはもう明らかな事実なんですよね。
その時に、じゃあ消費増税をして大丈夫なのかという事に繋がっていくわけですね。
衆議院議員、えぇ。
「こんな時に増税するなんてバカか」
って書いてましたから。
なんかちょっと、クスっと僕は笑ってしまったんですけどね。
西田さん、お茶目って思いました。
2019年6月