中国共産党独裁者習近平による監視社会の恐ろしさ
「先端技術を用いた監視体制」
要するに、それはファーウェイはもう持っていると言われているし。
別にファーウェイだけではなくて、中国の企業とかが、相当持っていると言われている先端技術を用いた監視体制、そういった技術、サイバー上の技術と独裁政権であり、独裁の人間がくっつくという事は、最も危険な事であるという事を、ダボス会議でおっしゃったんです。
これはまぁ、なるほどといいますか、もちろんという風に私の中では思っていて。
それは、当然ですが独裁体制であり、独裁者というのは、自分は人にはよく見られたいというか、嘘であっても、いい事だけを出していくと。
その上で、疑心暗鬼になって行くのは独裁者ですから、監視をして、自分の悪口を言っているというか、自分に謀反を起こすかもしれない人を徹底的に粛清するとうのが、どの時代、どの民族関係なく、独裁者の特徴なわけです。
そういった独裁者が持っている恐ろしい特徴に、プラスその先端技術がくっついてしまう事が、いかに開かれた社会ではない、逆に行ってしまうのかという事を、恐ろしい世界になってしまうという事を、ソロスさんがおっしゃったのかなと思うんです。
ですから、なんて言うんですか、ソロスさんに対しては、色んな見方があると思うんですが、今回の発言というのは、私の中では、非常に納得が出来ると。
習近平とマーク・ザッカーバーグとの知られざる関係
それとやはり、ソロスさんは80年代、東ヨーロッパ、特にポーランドとかチェコスロバキア、当時は、チェコとスロバキアが一緒でしたので、
の、反体制活動とか、ポーランドの場合は、連帯、ワレサさんの連帯とか、
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そういった民主化の運動に関しては、お金を出していたという風に言われている方で。
ですから、やはり自由と民主というものの大切さ、それが無かった所から自分が生まれ育って、自由と民主がある国に脱出したというソロスさんにとっては、また世界がもっと恐怖の中の、まぁ、地球が全部そうなって行くことを、本当に恐れているんではないかという風に思うわけです。
更に、それは別に私が話をしているのは、ファーウェイだけの話ではなくてですね、習近平さんとって実は近いのはファーウェイというより、私の中の認識では例えばフェイスブックのザッカーバーグさんとは、
少なくとも片思いかもしれないけど、ザッカーバーグさんとは、習近平にすり寄すほど近いと言いますか、そういう関係で。
例えば、習近平さんが、2015年の9月に訪米をします。
オバマさんの時代です。
その時に、「ウワァー、ウェルカム」と言って、先頭で迎えている一人というのがFacebookのザッカーバーグさんなんですね。
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しかも、彼自身は、奥さんがベトナム系の中国人という認識を持っていますが、
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いずれにしましても、ザッカーバーグさん自身も、中国語を勉強していて、実は子供が生まれる時に、習近平さんに名前をつけてくださいという風に頼んだという話まであって。
習近平に断られたという話まであるくらい、ちょっと近いと。
この、フェイスブックは、中国では今でも出来ないわけです。
なのに、なぜザッカーバーグさんと、習近平が近いのかというのも、ちょっと不可解な話ですが、中国共産党からすれば、フェイスブックを世界のフェイスブックを使っているユーザーを使って、色んな世論をコントロールしようという所で、
もしかしたら、裏で繋がっている可能性もあるわけです。
習近平と親密なギルドの存在
それともう一つは、ザッカーバーグさんとか、あとアップルCEOのティム・クックさん、
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ここら辺は、清華大学の経済管理学院顧問委員会のメンバーです。
これは以前にお話した事があるのですが、経済管理学院顧問委員会というのは、2000年の朱鎔基さん
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が首相だった時代に出来ているのですが、そこにはシャープを買った鴻海とか、Appleのティム・クックさんとか、facebookとか、まぁあの、そうそうたる企業。
それから、孫正義さんも入ったりしているわけですが、
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そうそうたる企業が入っていて、このギルドと習近平国家主席というのは、非常に近いと言われていて。
2017年の10月に、中国共産党の第二次習近平政権がスタートする時なんかも、アメリカと中国側の、その清華大学の経済管理学院顧問委員会のメンバーが一堂に会して、会議をしているほどなんです。
ですから、その部分で言うと、その習近平であったり、中国共産党政府がくっつくのが、必ずしもZTEとかファーウェイとか、そういう事だけではなくて、世界を網羅する事が出来るIT技術の企業と独裁政権がくっつく事は、とても危険だというのが、ソロスさんの考えだとすれば、まぁ私には非常に納得が出来ると。