日本がデフレ脱却出来ない理由
藤井聡
そしてデフレというのは、一般の市場における貨幣が少ないという事ですよ。
司会 男
はい。
藤井聡
貨幣が多かったら、僕らの所得が100万とか200万あると。
貨幣が少なくなったら、所得が3万とか4万になるという事ですからね。
貨幣が少ない、実際の。
日銀のブタ積みの積立金じゃなくてね。
その貨幣というものが少ないのがデフレだと。
司会 男
はい。
藤井聡
貨幣は何かって言うと、借金でしょ。
司会 男
はい。
藤井聡
借りることで出来るわけで、借金で創造されるものですから。
て事は、誰かが借金をすればするほどいいわけで。
司会 男
えぇ。
藤井聡
そうしたら、財政政策で国債を発行して、政府がガサッと借金すれば、貨幣が一気に増えるわけですよ。
司会 男
はい。
藤井聡
で、一方で増税っていうのは、借金を返す行為ですからね。
司会 男
はい。
藤井聡
その、国債を少なくする行為ですから、必然的に貨幣が少なくなって、デフレ化するんですよ。
綺麗じゃないです?
今の説明ね、何回も聞いて頂いたら、そらそうやわ、って分かります。
だから、今の一般の経済学者って、アホやってすぐに分かります。
MMTについてトンデモ理論だとかいう声も聞きますがMMTの内容を初めて見たときにケインズ経済学の基本部分と同じではないか?と感じ調べたら事実ケインズ経済学そのものでした
またそれを他の経済学者の理論等で補完して現代的に洗練させたものがMMTという理解をしています
つまりMMTをトンデモだという人はケインズ経済学も国債発行や信用創造の仕組みが理解出来ないと言っているに等しいというか理解出来ていないのでしょう
麻生太郎氏がMMTについて「日本をMMTの実験場にするつもりはない」と発言したそうですが質問内容に対する答えは財務官僚が作ってるはずなので日本の財務官僚はケインズ経済学も国債発行の仕組みも解らないというのでしょうかね?
日本を貧乏にすればするほど出世する財務省というのはもう解体すべきですね