政党と派閥
という事で、今日は政党と派閥について、お話をさせて頂きたいと思います。
統一地方選挙も終わり、今永田町の方はですね、これから行われる参議院選挙に向けて、動き出しております。
また、一部では、衆参同時の選挙が行われるのではないかという事で、衆議院の方もですね、少し浮足立った状況になりつつあります。
まぁそもそも、民主主義とは何なのかと言えばですね、民主主義の基本は多数決。
要は、多数で意見を決めていくというのが民主主義であり、これを確実に実現するための組織というのが、政党であるわけです。
各政党が作る綱領
各政党は、綱領というものを作り、その綱領において、まずどういう政党であるか、何をすべきか、どういう事を目的としているか、という事を決めて、この綱領によって、色々な候補者や議員を集める。
そして、政党として、意見を統一して、多数決においての力をつけて、議会で政治を決めていくといのが本来の政党の役割という事になるわけです。
ところがですね、ここに来て、2012年の選挙以来、自民党1強時代が続いておりまして、野党の方は、なんかガタガタになってしまっている。
野党がガタガタの中で、この政党の最も大切な政治理念を捨てた合従連衡(がっしょうれんこう)が行われるのではないかといのが、今の永田町の状況という事になります。
自民党の最大の目標
本来、自民党にも問題がありまして、自民党の党是、党としての最大目標は、憲法改正と、自主憲法の制定。
GHQに押し付けられた憲法ではなく、自ら憲法を改正して、自分たちの憲法を作るというのが目標ではあるんですが、これに賛同するフリをしながら、邪魔をする。
画像出典:Twitter
いわゆる党内野党というのが、問題になっています。
この党内与党、野党、というものを決めるのがある意味、派閥という事になってきます。