女性記者のセクハラの相談を無視した女性上司
しかし、この中で、この女性が本当に自分の判断で上司に何度も相談しているようです。
少なくとも3回くらいは相談している。
そういう上司に、「これを報道したらどうですか?」と言ったけれども、上司は「それはまずい」と「報道できない」と答えたと。
これも、テレビ朝日が発表している事であります。
一体なぜ、彼女の身分を守るため、二次被害を防ぐため…
その後だって、会っているじゃないかと。
全く矛盾した、テレビ朝日の態度。
そして、もしかしたらの話として一応お聞き頂ければですけれども、このテレビ朝日女性記者が、テレビ朝日で放送されないんで、新潮社に持っていった。
これは、本当に上司は知らなかったのか。
財務省とテレビ朝日の癒着 記者クラブ
財務省とテレビ朝日、放送記者、これは様々な癒着の関係があります。
1つがまず記者クラブであります。
記者クラブというのは、我々のような例えばチャンネル桜の記者は、勝手に入れずに、色んな質問をする事はできない。
そういう守られた中で、例えば情報をリークする。
財務省は、都合のいい時にこういう話を持ち出す。
あるいは、テレビ朝日でも、それを選んで、取材なしにそういう情報を頂いて、報道する事が出来る。
こういう持ちつ持たれつの関係が続いていた。
おそらく、民放のテレビ局の女性記者たち、みんな美人だというのは、そういう意味もあって。
喜んでもらう、あるいは喋らせるためにも、そういう娘を用意した方がいいという形で、意識的にこれを、テレビ朝日をはじめとして、用意をしているんでしょう。
私たちは、そういう記者たちが、みんな美人である事も知っております。
こういう中で、この問題が起きた。
テレビ朝日はなぜ週刊新潮にネタを売ったのか?
果たして本当にやってはいけない事、テレビ朝日の記者が取材した内容を、週刊新潮に漏らすという、やってはいけない事をやってしまったのは、もしかしたらテレビ朝日は、自分では放送法に引っかかる。
政治的な主張になる。
トラブルになる可能性がある。
だから新潮の方に持って行ったんではないでしょうか。
それまで一切、その事を報道しなかった。
あの事務次官が、辞任を発表し、裁判で徹底的に戦うと言った時、慌てふためいて、深夜に記者会見を開いてこういう事を言ったという事。
そういう所からも明白に、その慌てた問題が、実は組織的な関与、女性の事務次官に対する取材、組織的な関与というものが、色濃く疑われるわけであります。
そして、週刊新潮に売った事も、自分のテレビ局では色々都合が悪くなるから、女記者を通して、週刊新潮に持って行かせた。
この可能性もあるわけであります。
財務省セクハラ騒動へのテレビ朝日の組織的関与
今言ったように、そのテープそのものもまた、編集をした。
一体誰が編集をしたか?
編集をしたテープかも分からない。
そして、そのテープを編集したのは、女記者じゃないかも分からない。
テレビ朝日の下請けか、局員の編集マンかも分からない。
こうなってくると、当然、組織の関与という事になるわけであります。
そしてそれを垂れ込んだと、別のメディアに。
これも、テレビ朝日としては、放送法のまぁ違反どころか、ジャーナリズムとして失格の問題になるわけであります。
そして何よりも、この女性記者の上司、女上司という。
経済部長という話もありますが、この人がこれを何度も相談を受けながら、行かせているという事であります。
これも、一種の、「まぁ辛いかも分からないけれども、あんたいってらっしゃい」と。
まるで、芸者の置屋の女将のような形でですね、彼女を送り出したんじゃないかと。
そして、この上司がまた、報道局長にこの事を報告しなかったか。
しなかったらおかしいし、したらもっと大変な事になるわけであります。
というのはつまり、うちの部下の放送女性記者は、何度も事務次官に会えています、会って話をしております。
これを女上司は局長に報告しないでしょうか。
報告しなかったとしたら、怠慢であります。
で、報告して何度も行かせているといったら、局長まで、これは責任を取らなきゃいけない。
週刊新潮の問題もそうです。
「うちで出すのはまずいだろう」
「じゃあちょっと他の所に回してみたら」と。
「安倍政権打倒にはいいじゃないか」と。
まぁ、こういうような事があるわけであります。
こういう事が想像できるし、おそらく私はそうではないかと推測しているわけであります。
もう一つ、テレビ朝日と、あるいはメディアと財務省の癒着というのは、今言ったお互いに持ちつ持たれつ。
情報を頂く、その代わりに財務省の出したい情報も出してあげる。
こういう持ちつ持たれつの関係があるわけです。