どのワイドショーでも同じ話題しかないカラクリ
あのね、実際はね、下請けに任せるのがラクなんでね、テレビ局はみんなそうやって来たんだけれども、ただ、今言ったように独占的なね、ワイドショーとかそういうのをやるようになったのは、比較的最近だと思いますよ、これ。
昔は、泉放送制作っていうのは、ドラマとかそういうのをやっていたわけ。
他のバラエティーをね、中心では無かったから。
ワイドショーとかね。
今、何か事件とかなんでもいいんですけど、何かあった時に、各テレビ局をチャンネル回すなんて言ったら笑われちゃうけど、ピッピッピって変えて行くとね、みんなどこでも同じことを言っているわけでしょ。
どこの局でもね、全部同じテーマ。
それは結局、同じ会社が作ってんだから、そうなるのが当たり前なんだよね。
ちなみにあの、泉放送制作のホームページに書いてある名前だけで言いますと、
日本テレビで、Oha!4、ジップ
TBSであさチャン!、ビビット、Nスタ、ひるおび
ひるおびもそうなんですね。
同じ時間帯で。
それは凄いな。
異常な事だよ、これ。
で、TBSでサンデーモーニング、TBSテレビ
フジテレビで、ノンストップ、グッディ、スポーツ番組制作協力、めざましテレビ
テレビ朝日で、モーニングショー、スーパーJチャンネル
テレビ東京で、ニュース関係で言うと、製作協力ですね、これは。
でも、実際はやっているんですよ。
製作協力というのは、著作の問題だけだから。
これ、こういう事なんじゃないですかね。
つまり、さっき言いましたけど、スポンサーがお金を出せなくなってテレビ局がお金を取れなくなって行った。
これ、一時期下請け叩きみたいなのがあったじゃないですか。
だから、自分達で作るとコストがかかっちゃうから、下請けに無理やり安くやらせるっていうってなった時に、ある下請けの会社が全部ブワーッって取って行ったっていう、そういう話なんですかね。
基本的に、自分も下請けプロダクションで2時間ドラマとか製作していたかから分かるけど、そういう意味では何十年前ですけどね、具体的に言うと、下請けのプロダクションとプロデューサーに密接な繋がりみたいなのが出来て、はっきり言うとバックペイとか、
特に歌番組とかは派手だったわけ。
例えば、13本といのは3カ月の歌番組をやると、そこの局のプロデューサーは、1件家が建つと。
もっと言うと、酷いやつは私のドラマの、私がやっていたドラマじゃ無いですけどね、別の枠で13本のドラマを引き受けた時、これ90分ドラマだけど、
その時、その下請けプロダクションの社長が、編成の局に行ったら、「皆さんに一軒ずつ別荘をプレゼント出来るように頑張ります」っていうような形。
特に、歌番組は特に、NHKもそうだったんだけどね、本当に酷かったの。
つまり、一回テレビに出て歌を歌うという事は、昔はレコード店を全国まわってね、売り込んでいたのに、もう一発なんでね。
だからもう、金と、変な言い方だけど、女と、という提供とかが、もの凄い派手だったんです。
少なくとも、20年~30年前までは。
私が現場にいる頃。
そういう時代ですから、今言ったように一番問題なのが、情報番組なんですよね、それ。
プロダクションでドラマとかね、あれとがいうものと違って、ニュースショー的なものが凄く多いでしょう、それ。
いわゆる、報道バラエティーと言われるものの殆ど在京キー局を1社で作っているような状況ですね。
もう一つ言うと、テレビ局のチーフプロデューサーとか、もちろん制作に関わります。
チェックもしますけど、殆どをまずプロダクションが作って、「これでどうですか?」「はい、いいよ」「こんなのやってくれよ」とか、こういう形でやっていますから、この泉放送制作の制作の意図とか、色々な内容に関しては、もの凄く下請けが、現実的な事をやると。
だから、ラクなんですよ、プロデューサーは、局プロは。
放送法の規定にかからない報道バラエティーの抜け穴
それとこの、報道バラエティーというものそのものに問題がありまして、厳密に言うとこれは報道枠じゃ無いんですよね。
報道枠ですと、放送法でかなりきつく放送倫理規定にもかかるのですが、あくまでもワイドショーはバラエティーの枠なんですよ。
バラエティーと名乗りながら、実際には報道的な事をやっている。
建前はバラエティーなので、放送法の厳しい規制から、倫理規定上外されていて、実際にやっている事は、政権批判であったり、酷いプロパガンダを、それも1社が作ったものを、各局で流しているという状況にある。
分かった、分かった。
私、豊洲問題で、あのね、要は、「普通に検証したら豊洲は問題ありません」というそういうテレビ番組もあってもよさそうじゃないですか。
あの時、一個も無かったんですね。
全てのワイドショーが、同じような内容であって、小池百合子を持ち上げていたわけですよ。
なんでかって言ったら、1社が作っているから。
同じ所で作ってんだ。
だから、三橋さんさ、豊洲だけじゃなくて、例の森友だとか加計だとか、全部同じなんだよ。
だから、各局見ても、全部同じ調子で叩いているわけね。
今の渡邉さんの事で言うとね、いわゆる放送法の中には、例えば教養番組、報道番組、娯楽番組、これを全部バランスよくやるというのが、民放の規定なんですよ。
で、仰るようにね、バラエティーであってもバラエティーじゃなくて。
それである時にはそれがね、報道番組になる時もあるわけ。
まさにフェイクニュース。
池上なんとかとかね。
池上なんとかのなんとか番組、あるじゃないですか。
解説している。
あれ、どっちでも持って行けるわけ。
だから、ある時にはね、これはバラエティー番組だと。
いやでも、真面目にやっていますから、報道と、枠組みとして報道の枠に、今言ったような、アリバイな形でね、入れちゃう。
番組基準として、教育放送とか色々、何パーセントとか最低これ程度は入れなければいけないと。
放送が、公共のものであるという前提において、あるんですよ。
これを、報道に入れると非常に厳しい規制を受ける。
ですから、テレビ局でやっている報道番組に関しては、それほど酷いプロパガンダというのは無いんですね。
ところが、このバラエティーというのは、この枠を完全に外してしまっているもんですから、好き勝手出来ちゃうんですよ。
だから、無茶苦茶な報道が起きるんですね。
これ危険ですよ。
危険です。
要は、特定の政治的意図、多分あの、豊洲問題だとぶっちゃけ根っこは共産党でしょ、あれ。
共産党の人が、元々進めていた路線なんだから。
そういうのが一回はまっちゃって、あらゆるバラエティーとかワイドショーが、おんなじ報道をされたら、絶対になんかああいう風になりますよね。
で後で、それをひっくり返そうと、藤井先生とかが頑張って正しい情報を出して行きましたけれども、凄い時間の無駄になっちゃうんですね。
少数意見としてね、ちょろっと出ただけになっちゃんだよね。
テレビでは、殆どね。
泉放送制作は、今はどうなっているのでしょうか。
これは泉放送制作が悪いんじゃなくて、そこに持って行っているTV局が悪いと思います。
独占禁止法に抵触するのではないでしょうか。