渡邉哲也 デフレの元凶イオンやイトーヨーカドーに独禁法を適用せよ!デフレ脱却を失敗させた安倍政権の消費増税!

消費税増税でデフレ脱却に失敗した安倍政権

前田有一前田有一

安倍さんと黒田さんは、確かに就任の時から2%のインフレを目指すといって、5年くらい経っているわけですけども、じゃあ今はどういう風な状況なんでしょうね。

渡邉哲也渡邉哲也

今はですから、デフレからの脱却は出来ていない。

ただしいい事がありまして、失業率が2.5%前後という事で、ほぼ完全雇用の状態。

前田有一前田有一

みんな仕事がある?

前田有一前田有一

はい。

企業は人手不足になっていますので、これを放置する。

人手不足が深刻化すればするほど、賃金が上がり始めるんですね。

前田有一前田有一

そうですよね、当然。

渡邉哲也渡邉哲也

賃金が上がり始めると、物の購買力が生まれて来ますから、それで物を購買して、インフレ型に変わればいいんですが、ここで問題になるのが消費増税で、本当に消費増税をした場合に、景気の押し下げ効果が強く出ますから。

せっかくオリンピックと人手不足というこういう上昇機運にある所で、またブレーキを踏んでしまうのかなというのが懸念としてあるわけですね。

それと、日本経済というのは、今、人口減少社会。

労働人口がどんどん減っていく社会なんですが、だから日本が成長出来ないなんていう事を言う人がいるんですが、それも間違いで。

例えばですね、従業員100人の会社で1億儲けている会社もあります。

授業員が10人しかいなくても、1億儲けている会社があります。

これ何が違うかというと、益率、益高が違うんですね。

利益がいくら出せるかが違うわけです。

ですから、国民が減っていくという事は、国民一人辺りの利益額を大きくする必要がありまして、その為には、経済規模が小さくなって行く、利益額がどんどん圧縮される中で、それは不可能なんですね。

ですから、人口が減るうえで、一人辺りの利益を増やす、その為にはインフレという環境が必要になり、デフレという環境ではそれが不可能に近いと。

ですから、2012年の選挙の時に、デフレからの脱却というのを最大の経済的な約束公約としてですね、持ち出して今回安倍政権が誕生したと。

で、安倍政権、これでもう5年になるわけですけれども、その間に消費増税をしてしまったが故に、せっかくこうブーストが掛かっていて、デフレからの脱却しそうだったものが、アクセル全開の中で、ブレーキを全開で踏んでしまって、クルクル、クルクルクルと、今スピンで回り続けている状態から、やっと抜け出そうとしそうなんですが、オリンピックもありますしね。

抜け出せそうなんですが、これで消費増税が大きなネックになる。

後は、オリンピックが終わった後どうするかと。

これも大きなポイントとして今出て来ているのが、今の日本の経済状況だと思いますね。

オリンピック後に急降下する日本経済への懸念

前田有一前田有一

最近のオリンピックを見ますとね、オリンピックの前年までは上がるんだけど、当年は殆ど上がらないで、翌年ガクンと落ちるっていうパターンがずっと続いているわけですよ。

しかも、消費税を上げるなんて事になったら、これは確実に急降下するんじゃないかという心配がありますね。

渡邉哲也渡邉哲也

そうですね。

ですから、急降下させない緩和策を政府は作ると言っているのと、

前田有一前田有一

作れるんですかね、そんなの。

渡邉哲也渡邉哲也

難しいですよね。

後、大阪の万博案がありますから、大阪の万博案があるので、そこまで引っ張るという手はあるんですよね。

特にあとは今回ですね、西日本地域というのは、東京都比べてですよ、施設がまだ古いものが沢山あるわけです。

大阪のインフラって、あんまり更新が進んでいないんですよね。

ですから、大阪万博の時に作られた施設がそのままなかなか更新が進まない大阪という地域、ここをもう一度再開発するというのはありだとは思うんですが。

だからと言って、消費増税の影響が、どこまでカバーできるかというのは、全く分からないですね。

外国人研修制度という奴隷制度

前田有一前田有一

今ね、失業率がどんどん下がっていていい事なんですが、人手不足という事で、経団連なんかは人手不足だから、もっと外国人労働者を入れようよ、というような話になって来ていますよね。

そうなるとでも、せっかく賃金の上昇圧力があるはずのものが、安い外国人がいっぱい入って来たら、せっかくの圧力が無くなっちゃうんじゃないかと。

渡邉哲也渡邉哲也

そうですね。

ですから政府としては業種を限定して、雇用のミスマッチが起きている業種、業態に限るというような事を言い出していますけれども、

ただそのミスマッチというのもですね、これはどうしようもない側面もあるのと同時に、やはり人手不足を常習化させる事が、景気回復には非常に有効であるというのも一つの事実で、

まぁ、両方等を取りながら、バランスしていくしかないのかなとう気はしますけれどもね。

本来は、やはり外国から人を入れたところでですね、文化的障壁がある。

そして、その人達も人権がある。

今の外国人研修生制度なんていうのは最悪でですね、事実上の奴隷制度なんですよ。

そんなものをやるべきではないし、逆に言うと、入れるのであれば、日本人と同じ賃金水準で入れる。

これを徹底しない限り、再び賃金が落ちていくという最悪の事態になりますよね。

で、今の外国人研修生制度と、外国人留学生制度は、全部見直すべきでるといのが、私の持論でもありますけど。

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