DNAの創業者が西部邁に放った一言
歳だからなんでも言っちゃうけど、ある小さな研究会に呼ばれて行ってレポートして、それはね、まぁ評判は悪くなかったの。
それで、いよいよ飯が始まった。
その時にね、女性の人が、これ言っていいんだろうなぁ。
野球チームであれなんて言うのDNAなの?
DNA、はい。
そのね、昔だか、女社長をやってたとか、最初に作った人とか言っていたけど、そんな事は知らなかったけどね。
僕の隣に座ったらこう言うんですよ。
「私は、竹中平蔵さんは高く評価します」
「なんと言っても分かりやすい」
そうなんですか。
それから次にですよ、ふと僕の方を見ながらね、ちょっと声のトーンは落ちたんだけど、
「西部先生のは…重い」って。
思わず横を見て、
「バカ」
って言ったんですけどね、それ以外の言葉が出てこなかった。
別に、怒ってんじゃないんですよ。
これね、先ほどね読者の事を言って、あれは言い過ぎだから半分は取り消しますけどね、「読者はバカだ」って言ったの取り消しますけど。
また半分取り消すだろう事を言うと、ビジネスマンというのは、殆どバカですね。
だって、その人がね、有名企業の有名女社長になっているんですよ。
まだ1週間か1ヵ月ならともかく何年も過ごしているんでしょ。
一体、何を、何の人間を見る目が無いのが、恐らく日本のビジネス界だから、これでお終いにしますけどね、安倍内閣だって多分、随分怪しいなって思ったのは、
そういう人達を集めて、諮問だの評論だのへったくれだのってさしているわけでしょ。
蓋を開けばね、今言った女性、名前言わないけど、忘れちゃったから。
そういう類を集めて、何事かポリシーディシジョン(政策決定)なんて事をやっているわけですよ。
これは相当いかれポンチの日本列島になったなという事をね、誰かが言わないとね、どうしようも無いですよ。
僕が言っているのはさ、分かりやすいとか、軽いとか重いとかね、幼稚園じゃないんですからね。
口を開けば、もうちょっとさ、