台湾の独立は日本にとっての生命線
蔡英文総統が、アメリカ議会で演説をした場合、当然アメリカ側も台湾に対して返礼をする大きなポイントになるわけですね。
この場合、トランプの電撃訪台もあり得るのではないかという状況になってきたわけですね。
これまで全く想像がつかなかった、トランプの電撃訪台、これが真実味を持って語られるようになった。
そして、トランプが電撃訪台した場合、当然、台湾の独立を認めるのではないかという話も出来て来たわけです。
同時にその場合、台湾とアメリカとの間で、米台安全保障条約を即時結ぶ可能性も高いと言われています。
この場合ですね、当然アメリカに次ぐ形で、イギリスやファイブアイズ(UKUSA協定)と言われるイギリス同盟国もそれに同調し、日本もそれに同調するかどうかというのがポイントになって来るんだと思います。
また、アメリカのボルトンは、基隆港、高雄港、という台湾の重要軍港に対して、アメリカの軍の派遣もあり得るとしているわけですね。
そして、ここに来て台湾と中国との間の海峡、台湾海峡に対して、中国軍機を飛ばし、領空侵犯という行為を何度も繰り返している。
そして、アメリカ、台湾側は、航行の自由作戦で、台湾海峡に対して軍艦を派遣という事も行っており、台湾海峡における軍事演習も活発化してきています。
台湾の独立、これは日本にとっての生命線であり、逆に言うと、アメリカを含む自由陣営にとって、最も重要な事という事になるんだと思います。
渡邉哲也でした。