中国が狙う台湾の武力統一
今日はですね、台湾問題について取り上げてみたいと思います。
台湾問題、台湾独立、色んな問題があるわけですけど、ここにきて台湾と中国との間が、かなりきな臭い状態になって来ています。
中国はですね、習近平体制になり、台湾にに対しての介入を強めている。
そして、今年1月2日にはですね、習近平氏が、台湾を武力による統一もあるとし、一国二制度を台湾に対して認めるように求めて来た。
これに対して蔡英文総統は、大反発して、「台湾は台湾である」「民主主義による人権を重視した国家を維持していく」としているわけです。
そしてですね、これはアメリカと台湾との関係にも、大きな影響を与えています。
トランプ大統領で台湾が独立する日
台湾というのは、南シナ海問題、アメリカのアジアの覇権問題を考えた時に、最も重要なポイントであるわけです。
アメリカは昨年3月、台湾旅行法という法律を作り、台湾に対してアメリカ人の要人が、正式に旅行できる法律を制定しました。
そしてですね、在台事務所と言われる、台湾にあるアメリカ大使館に相当するもの(AIT)を新しくして、アメリカ海兵隊を駐留させ始めたわけです。
そして、昨年12月にには、アジア再保証イニシアティブ法案という法律を通して、台湾に対して武器を売れるように法改正を行った。
そしてですね、台湾側はF16とM1戦車の売却を、アメリカに対して要請しました。
またですね、アメリカの議員の一部では、ナンシー・ペロシ氏に対して、
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台湾の蔡英文総統の議会演説を求める書簡を出したという事が報じられてします。
これを主導しているのは、ジョン・ボルトンを中心とした親台湾派のグループで、
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これが非常に今政権の中で、大きな力を持ちつつあるというのが現状なんですね。
このような状況、トランプ大統領になる前は、到底想像出来ませんでしたが、
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トランプ大統領で一気にアメリカは台湾防衛に対して、前向きな姿勢を示していると同時に、台湾独立に関しても言及し始めたという事になるわけです。