米国の経済学界で大論争のMMT
三橋貴明
で、その数字を増やすだけでお金を発行しているにも関わらず、これがなんか全然違うような状況になっていて、なんか世界のお金の量は一定ですという、まぁ一万円札なら分かるんだけれどね。
一定ですよというような経済学というのが進化しちゃっているから、日本では例えば財政破綻論ですね。
そういうのが流行っちゃったり、例えばそのいわゆるリフレ派のね、お金を発行したらデフレを脱却出来ますよと。
「出来ねぇ」って言ってんだけど。
まぁ、そういう歪みが出ちゃうんですよ。
これが今、修正されようとしているのがね、このMMTなんですよ。
ちょっと今回やるには長すぎるのでやりませんけども、ロイターとかブルームバーグで読むと、アメリカで大論争で、既存の経済学者、クルーグマンとか、
画像出典:The Malaysian Reserve
サマーズとか、
画像出典:Vox
比較的金融政策に理解があるい人達までもがですね、ブードゥー経済学だとか言って、滅茶苦茶批判しているそうです。
ブードゥー経済学だって、なんでアメリカ人はみんな使うんですかね。
なんかね、流行っているんですか?
財務省がMMTを必死で潰す理由
佐藤健志
あの国は、元々迷信深い国という側面を持っているので、それを言ったら今の経済学の方がブードゥーですよね。
三橋貴明
そうですよ。
そっちの方が、本当にブードゥーですよ。
佐藤健志
ブードゥーがブードゥーと言っているからには、それはまともだと、そういうような話になる。
三橋貴明
そういう話なんですね。
という事で、この話は日本に上陸、今し始めています。
多分、財務省は潰そうとすると思います。
なぜかというと、そういう真実が明らかになっちゃったら、緊縮財政論も財政破綻論も、全然出来なくなっちゃうから。
という事で、これから大論争になるので注目して頂きたいのですが…