日本人で日本国を作りたい
私は日本人で日本国を作りたいと最近思うんですよね。
今でもそうじゃないかと言われそうなのですが、
昨日ですね、福島原発の近くのお寺のお嬢さんと話を致しました。
お嬢さんの所は3人、そして隣のお寺では8人の方が震災後お亡くなりになり、その亡くなった11人のうち、10人が自殺だというんですね。
まぁ分かりますね。
これまで、先祖伝来の土地に住み、自然の恵みの中で生きてきた人にとってはですね、土地を失うという事は、お命を失うよりも辛いもんなんですね。
何も植える事が出来ない自分の土地に、セイタカアワダチソウが茂りですね、まぁ悲しいわけです。
その人たちは避難先にいるんですけど、必ず自殺する時は自宅に帰って、命を絶つと言うんですね。
その悲しさとか悔しさが胸を打ちますね。
福島に住む日本人の苦しみに何も感じない政治家
東京に住む政治家や知識人は、福島では誰も死んでいないと言うんです。
でも自殺する人の多くは、政府によって居住が禁止され、作物を植える事を許されない所の地域の人達なわけですね。
もしも原発が危険であると正直に政府が言っていたら、この人は原発の横に住む事もなく、自然の中で幸福な人生を送っていたでしょうね。
何百人という人が命を絶ち、もしくはその人と同じくらいの苦痛や、絶望、悲しみを味わっているのだろうかと思いますね。
それでも、原発を再開するというんですよ。
日本人が悲しさの中で自ら命を絶っている事はですね、東京の政治家もこれまで原子力を推進してきた人達も、なんとも思わないんですね。
自分がやって来た事で、こんなに悲しみを多くの人に味あわせてしまったんだという事も、心に届かないんですよ。
しかも、原子力以外の方法はいくらでもあって、火力発電所を増設すれば、経済的な損失もなく、電力も得られるのに。
そして、5000億円も原発に出しているわけですから、税金などを出しているわけですからね。
それを原発を終えるのに使えばいいのに、そのお金がやっぱり欲しいんですよ。