20年間貧乏にされ続ける日本人
日本が20年間で失った所得は8000兆円!
これ、衝撃の数字です。
8000兆円。
これもうちょっと2000兆円足したら1景円ですからね、これ。
そうですね。
ギャグかみたいな。
ほんま冗談みたいな話なんです。
だってよく言われている、政府の借金と呼ばれているのが1000兆円超えたら大変だって言ってるけど。
8000兆円なくなってんねんもう、みたいな。
もうこれ、この衝撃の数字ですけど。
日本は、今この酷い状況に置かれているにも関わらず、それに気づいていないという。
気づいてない。
藤井さんはどうお考えかと、このあたり教えていただけますか。
年収を100万円以上減らされた日本人
これはまず、何が8000兆円かというところからお話をしますとですね。
これ世界は過去20年で138%成長しているんです。
ところが日本はドル建てベースでいって、マイナス20%になっているんですよ、つまり20%衰退をしているんですよ。
今500兆円ちょっとのGDPに今なっているんですけど、これ1998年からそういう事になっちゃったわけですけども。
もし仮に98年にデフレにならずに、世界の平均成長率で成長していたとしたらで計算するの簡単じゃないですか138%足したらいい。
そうすると1300兆円くらいになるのかな、それくらいになっているちゅうことになってるんですよ。
GDPって何かって言うと、僕らの所得の合計値ですから。
だからもう、平均年収が1200~1300万になってるちゅう話なんですよ、平均年収が。
これすごいという事で、ところが平均年収が500万とか400万とかになってるじゃないですか。
という事は、もし仮に成長していたら僕らの年収1300万とか1400万とかになってましたよと、それで徐々に増えてきてたわけですから。
その僕らが今ある状況と、もし成長していたらというところで、僕らがこの20年間どんだけの所得を失ったのかと言う事を累計すると8000兆円になっているという話なんですよ。
でも僕らは、何か今が当たり前だと思っているじゃないですか。
だからこの8000兆円損してるんやでって、単純計算で計算してみたって事なんですよね。
いきなりその、今みたい8000兆円どんと来るとぎゃっとビックリするけど、ちょっとずつ損している。
日本人を救う気が無い経済学者とインテリと政治家
ちょっとずつ損してるので、これはいわば、茹でガエル君の状況で。
水に入れたカエルがあって、その水をちょっとずつ温めて、だんだん湯になってきても、カエルあほですからぴょんと飛び出さんとじっとしてて、
その内体がだんだん茹で上がってきてぷかーんと浮き上がって。
動けなくなって。
そうそう、日本もうこうやって徐々にダメになってきているので茹でカエルのようにダメになってるんと違うかなと。
今は。
今はっていう事なんですよね。
今の話、茹でカエルの聞いてですね、もうだからぴょんと熱いって言ってぴょんと飛び出す力も無くなってきちゃう。