大阪都構想が紙一重で反対が上回った一因
でも今回その三橋さんのメルマガ、
新日本経済新聞
このメルマガから、
そうなんですよ。
1月27日でしたっけ、あそこに藤井先生が、淡々と事実だけね、大阪都構想の7つの事実を書かれて、それに維新の党とか橋下市長たちが、もの凄いヒートアップして食いついて来たから、ようやく問題点が知られ始めたので。
私が橋下市長だったら、スルーしましたね。
はぁはぁ。
あれで食いついた。
まぁ、藤井先生がメルマガを出されて、メルマガに寄稿して頂いて、橋下市長たちがもの凄い反発して来たから、結果が変わった可能性が高いんですよ。
だって、1万票の差ですからね、たった。
ねぇ。
だから、本当ね、歴史ってどう変わるかね、分からないんですよね。
となると、いくつかの「if」が重なっている。
「もしも」が重なっているわけですよね。
どれか一個でも、例えば藤井先生が寄稿されなかったとか、あるいは橋下市長が無視したとかですね。
あるいは、維新の党とかが、変なマスコミ統制ですね。
テレビ局とかに藤井を出すなとか、あんな事をやらなかったら、たぶん結果はひっくり返っていたなと。
そうすると、だから先ほど三橋さんが仰ったみたいに、世の中がどう変わって行くかというのも、こういうきっかけで、なるって事なんですね。
わずかな差。
たかだかメルマガ一個で、こんな事になってしまうんだという事で、ちょっと衝撃を受けました、私は。
えぇ、でも流れっていうのは結構変わっていくものなんですね。
正しい判断をするために必要な事
これからいい方向に変えて行かなくちゃいけないでしょうね。
私ね、別にあれですよ、別に改革が駄目ですとか、あるいは都構想は駄目ですとか、そういう風に言葉に否定する気は無いの。
中身ですよ。
中身をちゃんと知ったうえで、そのうえでそれぞれの価値観に基づいて判断をすべきなので。
せめて、誰が言っているから正しいとか、誰が言っているから間違っているとか、そういう考え方は辞めてくださいと。
別に私は、藤井を信じろとか、三橋を信じろと言っているわけではありません。
中身をちゃんと考えて欲しいんですね。
えぇ。
例えば三橋さんなら三橋さんで、今の三橋さんの話は、これは私も賛同すると。
納得いくと。
でも、他の話によると、ちょっと僕は三橋さんの考え方とは違う。
これが普通、
安倍政権が進める新自由主義的グローバリズム政策
当たり前ですよ。
なんで、他の人と価値観が全部同じじゃないといけないんですか。
そんな事はあり得ないんでね。
だからこれね、今回は大阪都構想はまぁ、ボツりましたけれども、これから安倍政権がね、色んな新自由主義的とかグローバリズム的だというかですね、そういう政策をやってくるわけですよ。
やって来ていますけど。
それですよね。
だから、「安倍総理は安全保障を考えてくれているから、こういう経済政策も正しい」となんでそうなるんだよと。
政策個別によって、態度が違うのは当たり前でしょと。
それが普通だと思うんですけど、むしろ。
となると、私たちは一つずつちゃんと見ていかなきゃいけないんだという事ですね。
そうですよ。
確かに自分の反省点でも、この人が言っているんだから大丈夫だろうとか、
あるいは逆の方が多いんですよ。
例えば、共産党が、社民党が言っているんだから間違っているんだと。
そんな事は無いです。
私は殆ど共産党と価値観が相容れる所は無いんだけれども、例えば彼らのグローバリズム批判というのは、正しい部分もありますよ。
そういう所も見て行かなくちゃいけないですね。
2015.05