国の借金1029兆円という煽りの正体
国の借金1029兆円にという事で、昨年2014年末低金利でも増加。
財務省は、2015年2月10日、短期の借入金なども含めた国の借金の残高が、2014年末に1029兆9205億円あったと発表しました。
朝日新聞による姑息な世論誘導の手口
めでたく1000兆円を超えましたね。
おめでとうございます、という感じでございますけれども、
だからなんだよと。
だからなんですかと。
これついでに丁度いいので話しておきたいんですけれども、要は朝日新聞とかがね、こんな事をやってね。
「国民一人当たり、約811万円の借金を背負っている、計算になる」
「計算になる」って書いてある。
嘘だから。
このフレーズ好きですね。
日本の財政破綻があり得ない3つの理由
計算になると書かないと嘘になるから。
抱えているわけじゃないからね。
というわけで、財政破綻を煽りたいんだろうけど、財政破綻する国というのは3つの条件を満たさなければならないという事を言っておきましょう。
1つ目は、国債の金利が上昇していく事、急騰していく事。
今、わが国の国債金利、長期で10年物の国債金利で、0.3%くらいですか。
一時、0.195%。
世界最低水準ですよと。
バブルの時は6%だったんだから。
それがグワーッと下がって来た。
なんでって言ったら、デフレだからという話ね。
2つ目、金を貸している相手がほとんどが外国人投資家である事。
ギリシャはまもなくまた財政破綻すると思うんだけど、私の予想だと。
金を貸しているのが、ギリシャの国民では無くてフランスとドイツの銀行です。
日本の場合は、日本国民ですね。
95%くらい。
残りの5%くらいは海外投資家というのがあるんだけどね。
外国の中央銀行が、日本円で外貨準備を運用するために日本国債を買っていたりするんだけど、それはまぁ、例外ですよね。
殆どが日本国民。
皆さんの銀行預金とかね、あるいは保険料とかね、年金で支払ったお金とかが、国債で運用されているだけなので、お金の貸し手は国民でございます。
3つ目、政府の負債、財務省、あるいはマスコミ、朝日新聞とかがいう国の借金が、自国通貨建てでは無い事。
だから、ギリシャは財政破綻をするのかもしれないけど、ユーロ建てだから、共通通貨建て。
あるいは、2001年にアルゼンチンが、1998年にロシアが財政破綻しましたが、あれはドル建て。
それはまぁ、外貨建てだったらね、財政破綻する可能性はあるんですけどね。