仮想通貨と日本円の根本的な違い
それは円は、日本の法定の通貨だから。
日本の法定のものだから、その拒否が基本は出来ないという事が第二。
そんな意味で、そんな安心出来ないっていうのも第二なんですね。
第三にこれが大事なんですけど、システムは確かに安心できるもので仮にあったとしても、金融政策というものが存在しないですから仮想通貨の場合。
ところが円の場合は、ドルの場合は日銀という政府が極めて大きな影響力を持った人事権を、これ国民が主権の中で人事権を持った組織が買いオペレーションと売りオペレーションとかを通して、円の安定性を確保する装置がついてるわけです。
円が急に上がっちゃったとか、急に下がっちゃったって時ですよね
そうそう、そうならないようにいろいろと黒田さんが毎日いろいろ頑張っていると。
黒田さんがやっている事に批判もあるでしょうけども、一応めちゃめちゃやっているわけではない、めちゃめちゃという人もいるでしょうけど。
暴落を、一番重要なのは暴落しかけた時に買いオペレーションをかけて暴落を食い止める装置というものがあって、これが円の安心というかこの安定性を確保してて、この円の信認を確保できているのは日銀がいるからなんですよ。
ところが、これ仮想通貨の場合ないわけですよね。
ですからこれ、乱高下もしていますからね。
はい、していますからね。
価格が下落してもなんの保証もない仮想通貨
このひと月で半分くらいになったりとかもしてますから。
そういうところで、もうこの点は明確には安心できないですよね。
寝ている間に、半額なのってみたいな事に。
これ円の場合はそういう事もないとは言えないんですけど、そうなる確率が非常に低いわけですが、その意味で安心性は非常に高いのがいわゆる円とかドルとかなんだとか言うものなんですね。
4つ目はですね今回の580憶ですか流出したと、この580憶ルパンが盗むようなトラックもないんだから、どれぐらいなんですかちょっと分からないんですけども凄まじい事になるわけで。
ネットバンクとかも普通の何とか銀行とかでもありますけども、基本的に銀行のシステムというのはインターネットから繋がないで、スタンドアローンでやる部分が大きいわけですよ。
その意味で、ハッカーにハッキングされるリスクって言うのは一定程度に抑制されるんですけど。
仮想通貨の場合は、断然繋がっているわけですよね。
しかも今そこは今回の案配は、ちょっと忙しかったらそこまで手が回りませんでしたみたいな。
ホットウォレットとかコールドウォレットとかね。
そんな話ですよね。
だから安心出来てないじゃないかと。
だから非常にやばいものなわけですよ。
乱高下するし、ハッキングされるものなのに、安心できるんですよっていうふうに言われる。
それはちょっとだろうって。
竹中平蔵による国家の愚弄
私もね、ビットコインとそれ以外っていうのは違うっていうのはあるとはいえ、仮想通貨と呼ばれるものには共通してこういう問題があるわけですから。
この竹中先生ように、そうじゃなくて国のお墨付きがなくても安心出来るんですよって断定するのは、著しく国家を愚弄するというか。
国のお墨付きというものを愚弄しているわけですよね。
それは本当にこれ倫理的なものにもの繋がる大きな問題があるんじゃないかと、僕は学者として感じましたね。
このところの仮想通貨、これを否定すると頭固いななんて思われがちかな、なんて思っていたんですが。
そうじゃないんですよね、頭の固い無知な人がビットコインという新しい技術を不合意に疑っているでのはなくて、事実を正確に知る可能性の高い見識のある人がビットコインなぞといういかがわしい物には手を出さない。
というのが実態なわけですよね。
そういう動きはフェイスブックでも、広告で出さないとかいう話とかと連動もしているわけですから、竹中先生がおっしゃっている説が一言で言うと邪説と言わざるを得ないと。
私は学者として考えています。
そうすると改めてこの仮想通貨というもの、もうすでに1000種類以上も世界に出ていると。
そして今回この580憶が流出したというような事件もある、そうすると、そうか手数料とかも低くて全世界で使えて使う分には便利なんだろうけど、
今藤井さんがおっしゃったみたいに、バックアップ機能って言うのはないんですよね。
基本的にそういうい事なんですよね。
ですから、その円というかこの通貨とか違うだっていうのしっかり覚えていただいて。
その通貨というものの裏側には、必ず国家権力という恐ろしい軍隊と自衛隊とか徴税権とか持っているすさまじい権力があって円というものが安定しているんだという構造があることを、
皆さんこれを機に勉強してもらいたいですね、常識ですからこんなもの。