テレビや新聞報道では見えない米朝関係
ところが日本のニュースを見ていますと、きれい事で経済情勢を話す評論家しかいませんから、日本の利害だを考えて放送しているので、役に立たないという感じなんですよね。
極端に言えば日本のテレビのニュースは見ない方がいいんですよ、4大新聞の記事とか見ますとね、どうしても人間は目に入った情報で左右されますから。
アメリカは北朝鮮の核を廃棄させようとしている、日本にとっても北朝鮮は拉致問題の何かがあって憎い、冗談じゃないと、そんな感じになるんですが。
しかし、アメリカは北朝鮮と議論する時には交渉する時には、アメリカの理解が第一だと。
当たり前ですね。
ですから、そういう点ではですね、アメリカは北朝鮮の核を廃棄させようとしていないと、そういう素振りを見せつつ中国を牽制しているといふうに思います。
私は北朝鮮のですね、首席というか一番トップですね、金委員長ですが。
なかなか中国に行かなかった、飛行機が嫌いだとか言って汽車で行くという事を言っていましたが、核を持ってからは急激に接近しているんですよ。
核持ってから、金委員長は盛んに中国に行っています。
これはどうしてかと言うよ、核の無い状態で中国と交渉すると親分子分の関係になってしまうんですけど、核を持っていればある程度対等な立場での外交交渉が出来るから、そういう道を辿っているというふうに言えます。
それから、中国が核実験もやらない、ミサイルも飛ばさないっていうのはですね、国際協定を結んでるという事もありますが、現実的にその力を失っていると考える事も出来ると思います。