もしも維新の会の正体に日本人が気づけなかったら?
さて、今の維新、これは何ですか?
何が脅威なんでしょう?
なんとなぁ~く閉塞感があるなぁとか。
なんかこのままやったらあかんなぁという漠とした不安は、覆われているというのはあるかもしれないですけれども、明治維新の頃と明確に違うのは、なにが敵なのかがはっきりしていないんです。
なにが敵なのかはっきりしていないのに対策なんて分かるはずが無いですよね。
問題が明確化され、その問題に対して対処を考えて、はじめてきちんとした維新だったら維新なりに、改革だったら改革が必要なんでしょうけど、とにかく維新、維新と言ったって、なんのために維新をやるのか、さっぱり分からないですよね。
更に言うと構造改革だって何のために構造改革したんですか?
郵政民営化。
何の目的があったんでしょう?
コンクリートから人へだってそうですよ。
何の為にそうなんでしょう?
どこを聞いてもきちんと説明していないですよ。
改革とか維新という言葉は、単なる空語、空っぽの言葉だったんですね。
何にも意味がない。
でなんとなくこう、なんとなく閉塞感があるので「なんかやらな」と声が大きい人が、はっきりものを言う人がいたら、小泉さんもそうですし、橋下さんもそうですよね。
はっきり言う人がいたら、そうなんかなぁと思って行ってしもうてただけで、なんの敵に対してどう戦うのかというビジョンなんて、何にも示していないんです。
大阪の人間は、絶対にこれに気づくべきです。
日本中が絶対にこれに気づくべきです。
気づかなかったら単にこの国が潰れるだけです。
バカ丸出しですよこんなもの。
何を考えているんですか!
というのが、私が昨日本に書いていた、内容なんですね。
2011.12