維新の会という言葉は完全な誤用
丁度、あの私、維新の会って言うんでしたっけ、維新という言葉について随分昔から書かないといけない本がありまして、本当は震災の前から企画していて、哲学のプラグマティズムという考え方があるんですけども、プラグマティズム、パースとかデューイとかジェームズとか有名な色々な人がいるんですけど、そんな人の本を書いていたんです。
ちょっと、震災があったり、TPP騒動みたいなものがあったりして、なんか9割方書いていたんですが、なんかちょっと書ききれなくて。
ようやくなんていいますかこの間TPPの番組も終わりまして、それでちょっと時間が出来たので、改めて本を書き直そうというか書こうと思っていた時に、最後書いていた時に、時節も時節なので、
この維新という言葉について書いてみようという事で、ちょっと維新の事について書きました。
維新の会の維新、これは改革という言葉と殆ど同じような文脈で使われているんですが、これは完全に誤用ですね。
間違った使い方がされています。
明治維新がなぜ起こったのか?
で、細かい事は置きますけれども、明治維新と比較すると非常に分かりやすいです。
明治維新がなぜ起こったのか?
これは皆さんご案内の通り黒船が来たからです。
黒船とは何を象徴しているのか?
西洋列強です。
西洋列強がやって来た。
すなわち、西洋列強が日本を潰そうとしたんです。
で実際、中国はアヘン戦争でやられたりとか、色んな東南アジア国とか随分とやられたりとかして。
タイ、村は残っていましたけれども色々な所が侵略されていったと。
当時の幕府並びに武士階級はですね、これはヤバいと。
この日本の国を、日の本の国、瑞穂の国を守らなければならないと。
そう考えたんですね。
そう考えた時に、譲位なのか、開国なのかとかですね、あるいは富国なのか、どうするのかだとか色んな議論が散々あったわけです。
ほいで成し遂げられたのが、いいのか悪いのかは置いておいて明治維新です。
で、その時にみんな思いは共通していたんです。
西洋列強に侵略されない為にはどうしたらいいかと。
この一点だったんですね。
ですから、明確な脅威があり、脅威に対してどう立ち向かうかという事で、古い体制ではいけないから変えないといけないねとなったんです。
それが維新です。
明治維新等のいうのはそういうものです。