アイヌに対する差別は存在しないと鈴木宗男が明言
まずですね、2007年に国連で先住民に関する宣言が採択をされたと。
で、それから野党の議員はですね、この先住民族をアイヌ民族と同じに扱えと。
アイヌ民族を先住民族にしろという事で、ずっと国会で質問をしていました。
時の与党はですね、その福田総理と、大臣いたんですけど、その国連の先住民の権利に関する宣言には、先住民族の定義が無いので、なので、アイヌ民族を先住民族にする事は出来ませんよという事を、ずっと答えていました。
答えた最後はですね、5月の末なんです。
だけれども、2008年の6月の6日にアイヌは先住民族ですよという国会決議がされてしまったと。
わずか2週間の間に、政府見解と全く違う案が、その自民党から出てきたと。
6月6日にこの宣言が通った次の日なんですけれども、北海道新聞がこの経緯をこと細かく嬉々として記事にしていたんです。
その内容をかいつまんで言うと、決議に向けた動きが水面下で始まったのが、2008年の1月。
新党大地の鈴木宗男代表が、自民党北海道連合会長の今津寛衆議院議員に持ち掛けたのがきっかけだと。
画像出典:japaneseclass.jp
民主党の鳩山由紀夫幹事長も同じ思いであったと。
同年3月には、今津衆議院議員を代表にしたアイヌ民族の権利確立を考える議員の会が発足し、水面下で政府との調整を行い、決議案、原案を作成したと。
しかし、自民党の党内手続きで必要な政務調査会の審議を経れば、更に異論が出て、まとまらなくなると見て、いきなり自民党の最高意思決定機関の総務会に諮り、了解を得たと。
通常の手続きではないが、決議の骨格を守るための、巧妙な案だったという事で、
国会を飛ばしたという事ですね。
そうです。
という事は、自民党の中でですね、議論をしっかりすべきものをしなかったという事は、これは暴挙だと思うんですけれども、それを北海道新聞は、巧妙な案だという風に褒めたたえていると。
実際に私は自民党の議員に言いたいのは、こういう経緯があった事を、まず知って欲しいと。
僕はこれは、中川昭一先生には言いました。
おかしいんじゃないのかと。
中川昭一先生が、その当時言ったのが、
この時には消えた年金問題で本当にぐちゃぐちゃだったんだと。
で、審議も何もなくぐちゃぐちゃの中で、向こうを応援する人達が、急に裏技を使って総務会の方にボンと出したので、知らないうちにあれよあれよという間に、国会の方に上程をされて、なんの審議もされないで、全会一致になってしまったけれども、やっぱり先住民族という風にしたのは、相当将来に禍根を残すという事で、言っていたという事は、やはり自民党がこれを出した。
しかも、この決議案を考えたのは自民党が中心だったという事なので、
嘘八百書かれているんです。
実際には北海道の周辺はアイヌが先住しただとか、とんでもない搾取をしたり、イジメただとか、最後には前年の国連の宣言に沿って権利を与えろみたいな事が書いてある決議案を作ったのが自民党であると。
で、デモをした時にも、元のしばき隊がワーッと騒ぐように、実は、左翼の方たちがこれを喜んでいる事を、自民党がどんどんどんどん推進しているという事を、ちゃんと認識をしてですね、やってもらいたいと。
さっきの鈴木宗男先生のお話だったんですけれども、旧土人法については、そのアイヌの人達をしっかりと守るという意味で、旧土人法が制定されたと。
これは、国会の議事録を見ても分かりますし、実際にはアイヌの方たちが、国会にまで行ってこの法律を制定してくれと言っていたと。
更に、この法律が無くなる時に、無くさないでくれという事で、延長のお願いをずっとウタリ協会はしていたという事を無視して、「私が無くしてあげた」というのは、ちょっと驚いたんですけれども、
あと、北方領土に関してもですね、大きな事実誤認をしているのはですね、北方領土には確かに、先住民とかそういう部族という方たちはいました。
いましたけれども、樺太と千島の交換条約の時に、それぞれ住んでいる人達は、ロシアを選ぶのか、日本を選ぶのかという選択を迫られました。
そして、殆どですね、占守島のアイヌと呼ばれている人達は北海道に来たのですが、択捉まで来てウロチョロしていた向こうの人達は、全部ロシア人になったんです。
つまり、先住民族の権利という事を言うと、択捉まで全て向こうは、ロシア人の先住民族が持ってたんだろという話になると。
なので、先日安倍首相がプーチンさんにアイヌの先住民族の事を話した時に、それは素晴らしい事だと言ったのは、実は自分たちにとってプラスだから、いい話ですね、と言ったというのはですね、もっと政治家にですね気づいて欲しいと。
歴史も勉強して欲しいという事ですね。
例えば日中共同声明の時に、毛沢東がね、日本の固有の領土、千島列島、占守島の所から南、毛沢東が発言しているんですよ。
あそこから南はみんな日本の領土だよと、固有の領土と、毛沢東がそう言っているの。
だから、今回の法案は、完全に利権法案というのはね、鈴木宗男さんの発言を見ていると、「今は差別ないよ」ってはっきり言ってんだもんね。
そう言っていますよね。
菅官房長官を中心としたアイヌ政策推進会議
平成30年(2018年)12月19日に行われた第11回のアイヌ政策推進会議でも、「アイヌが先住民族であるという認識が菅義偉官房長官にある」という前提で、話が進んでしまっているようです。
交付金に関しても、国の負担割合が大きい交付金を新たに設けるといった話も行われているようですね。
会議への出席者は、
菅義偉官房長官をはじめとして、
画像出典:朝日新聞デジタル
画像出典:kantei.go.jp
といった方で行われれたという事です。
これ、佐藤優と鈴木宗男というロシア工作員が関与してるんですけどね。
ところが、チャンネル桜は馬渕睦夫という別働のロシア工作員に騙されている始末。
話にならない。
2008年6月6日の「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」
と
2019年4月19日の「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律(アイヌ新法)」の成立過程は似てますね。
2008年7月9日の大高未貴さんによる鈴木宗男インタビューの頃には、カジノ(IR)に言及していたんですね。
2015年6月25日の鈴木氏の寄稿記事がありました。とても誇らしげです。
題名にある「権利確立」は「利権確立」でよいかもw
アイヌ民族の「権利確立」を 鈴木宗男の10年
https://ironna.jp/article/1549