沖縄の県民投票に合わせて出版された橋下徹の赤い本
で、そこでですね、私がこの中でいくつか紹介をして批判をしたところ、その番組の様子を、またツイッターでですね、まさかご本人からこうやって反論が来るとは思っていなかったのですが、来たんですよ。
そんなところで威勢よくくっちゃべっていても、何にも解決しない。政治は課題解決が全て。沖縄を再生し、日本という国をしっかりしたものにする。その目的達成のための僕の手段は、かなりクレバーな人が相当勉強しないと理解できないだろう。もっと僕の本を熟読するように。 https://t.co/Uf2KpGbmNl
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2019年2月9日
橋下徹の沖縄問題認識のデタラメさ
そこから、どんどん今ですね、非常にヒートアップしている状況なんですけれども、ちょっとこの中を改めて紹介したいんですけれども、
この部分は、番組では紹介していなかったんですけれども、同じぱっと開いたページにですね、
沖縄の地元新聞の事についても、書かれているんですよ。
沖縄問題と言えば、マスコミ問題そのものですから、マスコミの事を抜きに語れないのですが、じゃあ、沖縄の地元新聞沖縄タイムス、琉球新報についてどういう事が書かれているかと言いますと、
「この沖縄問題を「沖縄タイムス」「琉球新報」という地方紙は一生懸命報じていますが…」
要するに、この沖縄の事について、情報を曲げて、扇動している新聞が、一生懸命報じていますよという風に書いているんですよ。
この一文を見たらね、琉球新報、沖縄タイムスを評価している書き方ですね。
そうですね、はい。
「その影響力は残念ながら沖縄県内留まりです」
とあって、その次、
「もちろん、朝日新聞や毎日新聞などの全国主要紙もしきりに報じてはいますが…」
と書いていまして、ちょっと待ってよと言いたいんですよ、沖縄にいる者からしたら。
朝日、毎日、歪めているじゃないのと。
そして、問題に油を注いでいるじゃないですか、火に。
産経を読みなさいと言いたくなるんですけれども、あるいは八重山日報をですね。
まぁ、そういう所からしても沖縄問題に対しての認識というのがおかしいなって思うんですよ。
その次にですね、これは沖縄問題の解決どうこうの前に、先の大戦の歴史認識からしておかしくて、もうなんて言うんですかね、左翼の闘争の為に生み出されてきたプロパガンダが、もう普通に使われているんですよ。
橋下徹の沖縄「捨石」発言で分かるいい加減さ
「沖縄が捨石にされている」
と書いていてですね。
先ほどのね、沖縄の新聞が一生懸命書いているという風に評価したような文章があったのと、今の「捨石」という言葉を見た瞬間ね、私はね実はこの本読んでいないんです。
ですから、あんまりね、詳しい事を述べる立場には無いのですが、少なくとも今指摘があったような部分だけから見ますとね、これは橋下さんとう人の沖縄に関する知識はね、沖縄タイムス、琉球新報を通じて得た知識、
さもなくば歴史までもね、沖縄タイムス、琉球新報の出て来るような学者なんかが書いたような沖縄戦の本を読んで、それを真実として得た知識なんですよ。
じゃなかったらね、今の「捨石」という言葉はね、左翼学者が沖縄タイムス、琉球新報の紙面でね、繰り返し、繰り返し使っている言葉ですよ。
これは、なんの注釈も無くね、そのままパッと書くという事はね、橋下さんの知識は、全てを沖縄タイムス、琉球新報、2つの新聞を通して得た知識という事がね、判断できますね。
そうですね。
ここにですね、
「沖縄の皆さんがどれほど犠牲になったのか、特に、日本軍が沖縄県民をほったらかしに、いわば捨石にして、県民のみなさんの命がどれほど犠牲になってしまったのか、そういった評価は、社会人になってからの勉強で初めて知ったことです。」