で、どういうことかと言いますと、これは、既に2000年代の始めから言われていることなんです、突然言われ出したんですけどね。
これはちゃんと証拠があるんですからね、私のしゃべる話は別に裏情報じゃない、表情報の証拠を出してますから、ご関心のある方はぜひね、今日ちょっと古い本ですが、5年前くらいに出たっ、ていうか改訂版、改訂版でもないんですが、普及版のような形で出たこの「国難の正体」がありますが、
元々はこれ、まだ民主党の政権時代に出した本がありましてね、これは総和社という小さな出版社から出た、私の二番目の本なんですが、「国難の正体」という本があります。
これをもう少し普及版にしたのが、ビジネス社から出た「国難の正体」で、内容は事実上同じなんですけれども、そこで実は私が指摘しているわけです。
将来、この移民問題が大問題になる。
実は私も改めて今回、放送の前に読み直して、自分が言っていたことが当たったと、残念ながら当たったと言わざるを得ない、そんな心境なんですね。
で、そこにはこういう例を挙げているんですが、つまり2000年代の初めから、日本じゃなくて諸外国が騒いだんです。
日本は大変だ大変だ、これから移民を入れなきゃならない、そうしないと日本は沈没すると、簡単にいえば、そういう議論ですね。
まず、私が何度も引用するブレジンスキーですが、この人は単なる学者じゃありませんからね、ディープステートのいわゆるプランナーの一人ですからね、ディープステートの計画を書いている人の一人ですよ。
そのブレジンスキーは、2003年に出した本の中でね、これはCIAの予測を引用しているんですが、CIAもその一味ですからね、日本は320万人の移民を数年間、毎年ですよ、毎年320万人の移民を数年間、入れる必要がある、と言ってるんですよ、CIAを引用したブレジンスキーがね。
で、2002年、これは2003年ですからその1年前、2002年に、今度はイギリスのエコノミスト、これはロンドンシティの意向を体現している、イギリスのエコノミストという経済誌ですが、イギリスのエコノミストが、日本は毎年500万人の移民を必要としている、と言っている。
毎年ですからこれは、2年、3年となれば、1000万、1500万といくわけですね。
そういうことを既に2002年の段階で言っているんです。
もう一人私がよく引用するジャック・アタリっていうフランス系ユダヤ人がいますがね、彼も親切にも日本のことを心配してくれてるんですね、日本が人口減少に対処するためには、1000万人の移民受け入れが必要だと、2006年に出した本でこう言ってるんですよ。
みんな、外国人がいろいろ日本の事を心配してくれてるんですね。
でも、彼らがそんな日本の事を思って心配してくれるはずはないですね。
つまり、日本に、最大1000万人規模の移民を入れさせるという彼らの宣言なんです、これは。
そういうふうに我々は読まなきゃいけないんですね。
これを日本の政治家も、自民党の政治家もありがたがって、日本も1000万人移民を入れなきゃならないって現に言ってたんですよ、もう辞められたけど、中川、広島の中川秀直さんとかね、元官房長官までやられた人ですよ。
そういう人が率先して1000万人移民構想というのを出し始めたんですよ。
私はびっくりしましたね、これくらい簡単に洗脳されてるというか、もっと悪く言えば、それ以上だったかもしれませんがね。
それは私は彼に直接確かめたことがないんで、これ以上は申し上げませんが。
つまりもう既に2000年代の初めから、世界のっていうか、つまりグローバル勢力ですね、つまりディープテートは既に日本に1000万人の移民を入れさせるっていう事実上計画を立てていたんです、と考えざるを得ないですね。
じゃあ、その目的は何かというと当然、日本を多民族国家化することなんですね。
つまり日本を、移民を入れることによって、日本を雑種化させると。
つまり単一民族の日本を、多民族国家にするということです。
ということは日本の秩序を混乱させるというか、日本を分断させるということですね。
そうすればどうなるのかというと、簡単に日本はグローバル市場に引き込むことができるということなんですよ。
こういうのは決して、なんと言いますかね、大げさでもなんでもないんです。
彼らは、多民族化することによって、グローバル、世界のグローバル化は完成すると言っているんです。
前にもブレジンスキーのその言葉を引用したことがありますがね、物の移動の自由化は、いわゆるそのWTOなんかの自由貿易協定で事実上実現できたって言ってるわけですよね。
で、資本移動の自由化もIMFの主導のもとに、まあほとんど実現できた。
実現できてないのは、人の移動の自由化だけだと。
で、これを今進める必要があると。