で、もう時間はちょっと今回超過しましたが、あのプーチン大統領の件について申し上げますかね。
プーチン大統領についても、いろいろなご質問がありました。
それは北方領土問題の解決でもありましたし、あるいは反グローバリストとしてのプーチン大統領を評価するという趣旨の質問もありましたけれども、まさに今なぜ私がずっとこの番組あるいはその他のいろんなツールを使って申し上げていることは、なぜプーチン大統領が世界の悪者になって追い詰められているかということですね。
それはこの番組で、確か4回目か5回目で、ちょっと忘れましたが、ウクライナ危機の真相について申し上げました。
しかしこれはまだ、ほとんど市民権を得ていないというか、ウクライナ危機の真相を知ろうとする、そういうその努力って言いますかね、それが世界のメディアはもちろんなんですか、日本のメディアにもそれはないということですね。
あれはもうプーチンが一方的に悪いと、クリミア半島を併合したプーチンが悪いということで今一致しているわけですね。
でもそうではないということを申し上げましたが、この件に関しては私の知る限り、なかなか同じ意見を言う人がいないというのが現実だと思います。
それにつきましては私が、この「世界を操る支配者の正体」で非常にもう事細かに書きました、ウクライナ危機の真相は何か。
これを読んで頂ければ、今皆様方の多くは正しいプーチン観をお持ちですが、それでも何かプーチンに対してクエスチョンマークの方も、これを読んでいただければかなりプーチン大統領の、真実って言いますか、に迫ることができるんじゃないかというふうに思っておりますし、
最初申し上げましたこのユダヤ思想、普遍思想と民族思想の源流と言いますか、それがどういうものかということも実はこの方の中に書いてあるんですね。
ですから私が前回まで10回まで申し上げてきたことの根底にあるのは、ユダヤ思想なんです、もっと言えばユダヤ普遍思想なんです。
そのユダヤ普遍思想がさまざまな形で近代史を彩ってきたということですね。
それは、古くはフランス革命から始まるんですが、フランス革命、それからウィーン会議、それから言うまでもなくロシア革命ですね。
それから第一次、第二次世界大戦もそうなんですが、それから東西冷戦、そしてその後のグローバリズム、という言葉が使われていますが、冷戦終了後、すべて根底にあるのは、ユダヤ普遍主義なんです、思想なんです、思想なんですよ。
世界を動かしているのは、個人もありますけど、思想なんですね。
我々は、世界を動かす思想というものを理解する必要があるということを今一度強調しておきたいと思います。
それで、実は時間の関係もあってほとんど個別の質問には答えられなかったんですけども、皆さんのいわゆる分析力と言いますか、の高さというものに私は敬服しました。
それで今のトランプを理解する一助として、これはちょっと大部な本なんですが、「トランプのアメリカ」という本が出ております。
これは産経広告社から出ているんですが、ちょっと高いんですね、残念ながら2200円プラス税なんですが、図書館でもお読みになったらいいと思いますが、これをお読みになると、今トランプが何をやってるかということがよく分かります。
著者はニュート・ギングリッチという、元下院の下院議長ですね。
トランプを今支持している、共和党の数少ない政治家の一人だったんですけど、彼が書いた「トランプのアメリカ」ということが、今トランプがなぜ出てきたのか、そして何をやろうとしているのかということが詳しく書いてありますが、
幸いなことに私が今までトランプ大統領について申してきたこと、書いてきたことがだいたい当たっていたという事を改めて確信いたしました。
もちろんそれよりももっと詳しい事が色々書いてありますのでご関心の方はぜひお読みいただきたいと思います。