自分たちの通貨なのになぜ利子を払わなければならないのか。
これは日本の保守派の経済学者も絶対に答えてくれないことですね。
それから3番目、司法です。
これは我々が意外に見落としがちなんですが、アメリカの司法も決して独立はしておりません。
その典型的な例が、今起こっているロシアゲートなんですね。
ロシアゲートで、あの特別検察官ができたわけですが、今ムラーとかモラーとかいう人ですね。
そういう人を、特別検察官にすること、任命したこと自体が、これは異常なことだと私は思います。
つまりロシアゲートっていうのは、ロシアゲートのそもそもの問題は、16年の大統領選挙にトランプ陣営とロシアが共謀してですよ、ここが重要なんですが、選挙に勝つために共謀したっていうことですね。
でもその証拠は何も出てこない、出てくるはずがないんです、私が理解するかぎりそういう共謀はなかったわけですね
にも関わらずあの検察官を、特別検察官を置いたということは、何でもいいからトランプを周辺から締め付けるということです。
そういうことを、司法を握ってる人たちがやっているわけですね。
ちなみに、モラー特別検察官を任命したのは、そのセッションズという司法長官じゃなくて、彼は逃げ出したわけですからね、今度変わりましたけど、ローゼンシュタインという司法副長官なんですよ。
お分かりだと思いますがね、大体の構図は皆さん読めたんじゃないかと思いますけど、これは全くウォーターゲート事件と瓜二つなんです。
ということは、その司法を握っているディープステートっていいますかね、アメリカのいわゆるエスタブリッシュメントは、今トランプをその司法の分野で追い詰めようとしているわけですね。
しかし追い詰める罪がないわけですから、今多分皆さん方ご覧になってて、どういうその、例えば今度、ケリー主席補佐官も事情徴収されると言いますがね、一体何の事情聴取をされるかというと、その司法妨害があったのかどうかということぐらいしかないんですね。
ところが司法妨害というのはなんとでも言えるわけです。
何をもって司法妨害とするかっていうのは、そのムラーっていう特別検察官のさじ加減一つで決まるということになってますからね。
実にアメリカでは今恐ろしいことが行われてるんですよ。
無実の人を有罪にするという、罪に陥れることができるわけです。
それは司法を握っていればできるわけですね。
で、それをメディアと共謀して行ったのはニクソンのウォーターゲート事件ですからね。
ニクソンもまあいかがわしいことがなかったとはいいませんがね、別にやめなきゃならない大統領ではなかったと思いますが、それがディープステートの虎の尾を踏んだということだと思います。
これについては前にも申し上げましたけれども、それと同じことを、今トランプに対してやろうとしている。
つまりそれだけディープステートは追い詰められているということですね。
そういう理解でいただければと思います。