そこでその、先程申し上げました、ユダヤ社会が、ディープステートっていうのはユダヤ社会のことだと申し上げましたが、それが広言されているってことですね。
これが実は重要なことなんですね。
世にはびこるって言いますか、いろんな方が、そういう話をしますと、それは陰謀論だということをいまだに言う人がいるんですね。
私も陰謀論者だと言われたこともありますけれども、陰謀ってのはまったくその、陰に隠れてコソコソやることですからね、そうでないんです、これは、私が何度も申し上げておりますが、もう公言されて、公になってるんです。
で、我々は今、アメリカっていう国家ですね、をイメージする時に、どうしてもあのアメリカ建国の精神っていいますか、ジョージ・ワシントン初代大統領、そういうところから始まるわけですね。
それから、アメリカのエスタブリッシュメントはWASPである、ということは、そこまでは学校で学ぶわけなんです。
WASPっていうのは、念のためですが、Wっていうのはホワイト、白人ですね。
それからASというのはアングロサクソンの頭文字ですが、それからPはプロテスタントなんですね、プロテスタントなんですよ。
だからWASPがアメリカのエスタブリッシュメントだ。
それはかつてWASPが7~8割を占めていたんですね、アメリカの建国の当時は、人口構成がね。
それが段々移民が増えて、WASP以外の移民が増えて、相対的に比率が下がってきて、ということはありましたけれども、20世紀の初頭まではWASPが、アメリカのエスタブリッシュメントだと言われていたわけですね。
我々はそれを東部エスタブリッシュメントというような言い方で習いましたが、ところがいまだにアメリカのエスタブリッシュメントはWASPだと、一般には信じられているんですね。
でも、おそらく既存メディアの解説や、多くの知識人の解説はその前提に立っているわけです。
しかしそれは違うんです。
これはもう皆さん、ぜひ知っておいていただきたいんですが、アメリカはもうWASPが指導的地位にいる国ではないんです。
ユダヤ社会がアメリカのエリートなんです、アメリカのエスタブリッシュメントなんです。
これは高名なユダヤ人がそう公言しているわけですね、公表しているわけです。
その高名なユダヤ人というのは、先般亡くなりましたが、皆さんもご存知のズビグニュー・ブレジンスキーなんですね。
国際政治学者なんですが、カーター大統領の安全保障担当の大統領補佐官を務めた、あのブレジンスキーですね。
彼はポーランド系のユダヤ人ですが、彼が明確に自分の著書の中で、いまやアメリカの支配層、エスタブリッシュメントはユダヤ社会だと言っているんですね。
で、彼は、その、WASPを、ホワイト、アングロサクソン、プロテスタントを、どのようにしてエスタブリッシュメントの座から引きずり下ろしたか、ということをその本の中で説明しているんです。
その本は、「ザ・チョイス」、選択、っていう本なんですが、まだ私の知る限り邦訳がされていないんですが、その本の中で明確に言っているんですね。
この事は先程ご紹介した「WILL」の中にも書いておきましたが、彼はこう言っているんです。
自分たちユダヤ社会が、WASPを権力の座っていうか、エスタブリッシュメントの座から引きずり下ろすにあたって、マイノリティの地位を向上させるという、そういうやり方でやったと言っているんですね。
マイノリティの地位、つまり黒人とかヒスパニック系ですが、アジア系も入るかもしれませんが、主として黒人ですね、その地位を向上させることによって、WASPを支配層、つまりエスタブリッシュメントの座から引きずり下ろしたと言っているんですね。
で、いまや、というのは今から10年以上も前の話ですが、この本が出た、WASPに代わってアメリカのエスタブリッシュメントになったのはユダヤ社会だと言っているわけです。
で、そう考えてみればその通りになっているんですね。
WASPの構成って、有名な、なんていいますかね、どういうふうにディープステートが、指導的な地位にあるディープステートってのがどういう風な構成になっているかというのは、色んな場で申し上げましたが、まずメディアを握っていることですね。
メディア、メインストリームメディアは事実上ほとんどユダヤ系の人が握っていますからね、言論を握っているわけですね。
それから金融はもう申し上げました、100年前から握っているわけです。
それから司法も、最高裁の話を申し上げましたが、それだけではなくて具体的に、例えばその日本で言えば警察にあたるFBIも、彼らの影響下にあるんですね。
強い影響下にあるわけです。
FBI、それから司法省もありますね。
それから最高裁だけでなく、その他の裁判所にも多くのユダヤ系の判事がいるわけですし、もちろん弁護士はユダヤ系の人が多いですね。
私がニューヨークにいた時も、だいたいつきあっていた弁護士はほとんどユダヤ系でしたからね。
で、念のためにお断りしておきますが、それが悪いということじゃなくて、それが事実としてアメリカの社会に定着しているということを、我々は知る必要があるんですね。
ですからその、繰り返しになりますが、その体制っていいますか、そのディープステートの原型が出来たのがウィルソン大統領の時だったということなんです。
その時、つまりメディアについても、いかにメディアが、私は常々、その世論を誘導する、世論を、メディアっていうのは洗脳する機関だってのは申し上げてきましたが、そのときウィルソン大統領の時に、有名な広報委員会っていうのが、大統領の直属の機関としてできてるんですね。
その広報委員会ってのは要するに、アメリカの世論をドイツとの戦争に向かわせるというための委員会だったんですが、その委員会のもとで働いていたのが、有名なウォーター・リップマンというジャーナリストと、何度も私がこの場でも申し上げましたが、エドワード・バーネイズという男なんですね。
その、もう一度繰り返しますが、非常に重要なことなんで、もう一度繰り返しますが、
このエドワード・バーネイズという人物が、「プロパガンダ」という本を書いて、その「プロパガンダ」の中で、アメリカの、つまりアメリカのような民主主義社会においては、ということなんですがね、国民が何を考えるか、それを国民に知られずに誘導する、洗脳することのできる人が、真の支配者だということを言っているわけですね。
これは私は何度も言いましたんで、皆さんの耳にタコができるくらい聞かれたかもしれませんが、その中で彼はそういう勢力が、目に見えない統治機構を構成しているって言ってるんです。
目に見えない統治機構なんです。
だから今から100年前に、すでにアメリカの真の支配者は大統領じゃないということを、彼は明確に言ってるんですね。
目に見えない、真の支配者は目に見えないということを言っているんです。
で、我々は知らず知らずのうちにメディアによって洗脳されてるって事を言っているわけですね。