世界を操る真の支配者の正体!ディープステートの正体に迫る!馬渕睦夫

その頃からといいますか、キングメーカー、つまりアメリカの大統領の候補を選ぶキングメーカーの事なんですが、そのキングメーカーが大統領候補として、結局、2人選んだということですね。

2人っていうのは誰かというと、ウィルソン、民主党の大統領候補とそれから進歩党のセオドア・ルーズベルト前大統領を選んだわけですね。

結果的には、それで三つどもえの戦いになりましたから、民主党のウィルソン大統領が漁夫の利を得て、僅差だったんですけどねタフト大統領と、当選したいうことになるわけですね。

ところがこの話はちょっと長くなるんですが、しかしこのウィルソン大統領はいわば、そのアメリカのキングメーカー、当時力を得てきたウォール街の金融資本家ですね、に大統領にしてもらった、まあ引け目があるわけですね。

それは意図があって大統領にしてもらったんですが、そのウィルソン大統領は大統領に就任して何をやったかということで、それを理解すれば、ウィルソン大統領がまさにウォール街の、そういう金融資本家の、まあいわば影響下にあったということがすぐ分かるわけなんですがね。

それは以前にも何度もいろんな席で申し上げておりますが、この席でも申し上げた記憶がありますけれども、その大統領に就任したその年の暮れに、いわゆるFRBっていう、あのアメリカの中央銀行ができたんですね。

そのFRBという中央銀行は、念のためですが、100%民間銀行なんですね。

株主は、ロスチャイルド系の銀行であるとか、ロックフェラー系の銀行であるとか、そういう英米の金融資本家だったわけですね。

それが、あれよあれよという間に成立してしまった。

ということでウィルソン大統領も、そのFRBの法律の意味も十分理解せずにサインして、それを成立させてしまった、こういう経緯があるわけなんですね。

これがそのディープステートの重要な核である金融を、そういう意味ではディープステートが握ったという、その最初の出来事なんですね。

ところが今日申し上げたいのは、この金融の話はもうかなり、今浸透しておりますので、今日はむしろその最高裁判所判事の話をどうしても申し上げたいわけなんです。

そういうことで、ウィルソン大統領について、まあ始めたとこういうことなんですが、ウィルソン大統領はこういうキングメーカーに大統領にしてもらったんですが、あるときウィルソン大統領は難題をふっかけられるわけです。

ウィルソン大統領は実は、あれはプリンストン大学の総長時代に、今で言えば不倫をしておられたわけですね、笑いながら言っては失礼なんですが。

ところがその不倫相手のご婦人の息子が、金銭トラブルを起こしたということで、相当の負債を抱えられたらしいんですね。

そこでその母親の、まあ代理人の弁護士が、ウィルソン大統領を訪ねてきた、ここから始まるわけなんです。

その弁護士の名前はアメリカでは実は有名な弁護士なんですが、サミュエル・ウンターマイヤーっていう弁護士なんですね。

このサミュエル・ウンターマイヤーってのは、実はアメリカの当時のウォール街の最も有力な法律事務所の一つであった、グッゲンハイム・ウンターマイヤー、それからマーシャルっていう法律事務所があるんですが、そこの腕利き弁護士だったんですね。

彼が、ウンターマイヤーがこういう話を持ってきたわけです。

つまり、私が代理人を務めているご婦人の息子が25万ドルの負債を作ったと、それはなんとかしなきゃならない。

当時の25万ドルってのは、多分その100倍くらいですね、今の値段で言えば。

もう莫大な借金をしてしまったわけですね。

なんとかしなきゃならない。

で、ついてはここにあなたが、あなたがっていうのはウィルソン大統領ですが、ご婦人に宛てた手紙がありますと

けっこうな手紙、ラブレターがあったんでしょうね、これを25万ドルで買い取ってほしいというディールを持ちかけてきたわけですね。

もちろん大統領になったばっかりで、大統領ってのはほとんど給与がありませんからね。

ウィルソン大統領もそんなお金は出せないっていうことですね。

向こうは先刻承知なわけですが、じゃあ、ウンターマイヤー曰く、わかりましたと、私が何とかしますと、そのかわり条件が一つありますと。

それは次に、最高裁判所の判事に空席が出来た時には、私が、つまりウンターマイヤーが推薦する人を判事に指名してくださいと。

こういう取引をやったわけですね。

それは意味もわからずにウィルソンはそれで、お金が助かったと思ったんですかね、OKしたわけです。

で、それからほぼ1年後に、多分1年後、正式なあれは忘れましたが、そのあとで、最高裁の判事の欠員が生じたんですね。

で、その時にウンターマイヤーが推薦したのが、ルイス・ブランダイスという弁護士なんですが、この弁護士はヤコブ・シフ商会の顧問弁護士なんですね。

ですから、このルイス・ブランダイスを推薦して、そしてウィルソンはその通り、それを指名して、それが議会で承認されて、結局最高裁判事に就任するわけなんですが、なぜ長々とこの例を出したかというと、このルイス・ブランダイスがアメリカの憲政、裁判史上っていうんでしょうかね、最初の、ユダヤ系の最高裁の判事だったんです。

最高裁の最初の判事になったのが、このルイス・ブランダイスなんですね。

で、今まで黙っておりましたが、ウィルソン以外、今まで名前を出した人、皆ユダヤ系なんですよ、皆さん。

そういう人が、当時、今から100年以上も前ですが、アメリカの、いわば心臓部を握りつつあった。

実際にもう握っていたんだと思いますけどね。

それが、私が申し上げている、ディープステートの原点というのはそこにあるわけです。
で、その時にちょっと繰り返しになりますが、まず金融を握ったわけですね、これはFRBの設立に典型的に表れている。

それから、司法に進出してきたんですね、これが最高裁で、アメリカの最高裁の判事に初めてユダヤ系を送り込んだ。

しかもその送り込んだ経緯が、ウィルソン大統領のスキャンダルだったということですね。

ここに何か不透明なものを感じるわけなんですが、結局そのルイス・ブランダイスというユダヤ系の弁護士が最高裁判事に就任したことで、このあと申し上げることも、実は歴史教科書からは出てこないんですが、アメリカが第一次世界大戦に参戦することになるわけなんですね。

このルイス・ブランダイスは、当時シオニズムと呼ばれておりましたが、パレスチナの地にユダヤ国家を作るという運動の先頭に立ってた人なんですね。

彼が、パレスチナにユダヤ国家を作る必要性を、ウィルソンにじゅんじゅんと説いたということなんですが、なぜそのことがアメリカの参戦と関連するのかと言いますと、当時イギリスは苦戦をしていたわけですね、ドイツとの戦争でね。

当時は、第一次世界大戦は皆さんご承知のように、ドイツとあと若干のオスマントルコとかの枢軸国ですね、ドイツそれからオーストリア・ハンガリー帝国と、それからオスマン帝国ですね、対そのほかの、イギリス・フランスだったんですが、そこへ形勢が悪いということで、どうしてもアメリカを参戦させたいというのが、イギリスの意向だったんですね。

その取引の材料になったのが、パレスチナ問題だったわけです。

こちらの記事も一緒によく読まれています。

最後にフォローをお願いします。最新情報をお届けします。

コメントを残す